トヨタ新「C-HR」発表! 「赤いTOYOTAエンブレム」採用の「コンパクトSUV」に新「ラウンジヒーロ」登場! 専用内外装の「新モデル」伊国に登場

トヨタのイタリア法人は2025年2月19日、コンパクトSUV「C-HR」のグレードに「ラウンジヒーロー」を新設定したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

新ラウンジヒーロー誕生!

 トヨタのイタリア法人は2025年2月19日、コンパクトSUV「C-HR」のグレードに「ラウンジヒーロー」を新設定したと発表しました。

造形がスゴイ!
造形がスゴイ!

 初代C-HRは、全長4.3〜4.5m程度のC-SUVセグメントの世界戦略車として2016年にデビュー。トルコ工場が生産を担う欧州市場では好調な販売を維持し、累計販売台数80万台超を記録しました。

 日本での生産、販売は初代で終了しましたが、欧州市場では2023年にフルモデルチェンジを受けた2代目が販売され、人気を集めています。

 イタリアで販売されるC-HRのパワートレインは、システム最高出力140PSの1.8リッターハイブリッド車(HEV)と同223PSの2リッタープラグインハイブリッド車(PHEV)の2種類。駆動方式はいずれもFWDです。

 エクステリアは「公道を走るコンセプトカー」をテーマとした大胆なスタイリング。リアライトに配された赤い「TOYOTA C-HR」エンブレムが斬新です。インテリアも、クラスを超えた上質感かつスポーティなデザインに仕上がっています。

 今回PHEVのラインナップに追加された「ラウンジヒーロー」は、大胆な配色が特徴です。キャビン部(フロント・センター・リアピラー、ルーフ)、リアフェンダー、リアバンパーをブラックで統一した「バイトーンカラー」を採用。

 ボディの前側と後側で塗り替えるというユニークなカラーコディネートは、もともと2代目が初披露された際に採用していたもので、いわばイメージカラー。個性的な造形をより際立たせています。

 フロントグリルのフレームをシルバーからボディ同色に、ドア下部のプロテクターをブラックからボディ色に変更しているのもラウンジヒーローの特徴です。

 インテリアは、シート表皮をブラックとレッドのバイカラーとし、特別感を演出しています。装備面では従来からあるグレード「ラウンジ」をベースに、パノラマルーフ、ヘッドアップディスプレイ、64色アンビエントライト、19インチアルミホイールなどを標準設定しています。

 ラウンジヒーローの新設定に合わせて、従来の「GR SPORT プレミアエディション」を「GR SPORTヒーロー」に改名しました。ラウンジヒーローと同様、バイトーンカラーを採用します。

 イタリアでの価格はラウンジヒーローが4万4400ユーロ(約660万円)、GR SPORTヒーローが4万5400ユーロ(約680万円)です。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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