2024年11月１日に三菱は、10月31日に発売した「アウトランダーPHEV」の発売記念イベントを開催しました。

　アウトランダーPHEVは、三菱の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたモデルで、「威風堂堂」をコンセプトとしたフラッグシップです。

　アウトランダーPHEVは2021年12月にフルモデルチェンジしました。

　その見た目は力強く存在感のある外観と上質な内装に加えて、PHEVシステムによる滑らかで力強い動力性能やツインモーター4WDと四輪制御技術「S-AWC」からなる高い操縦安定性などにより、ユーザーから高く評価されていました。

　今回の大幅改良では「洗練」と「上質」をテーマとしています。

　見た目では内外装デザインの変更や機能追加による質感の向上させた他、ヤマハと共同開発したオーディオシステムを全グレードに採用するなど、さらなる進化を遂げました。

　性能面では駆動用バッテリーの刷新によるEV航続距離の伸長や加速性能を向上させています。

　そんなアウトランダーPHEVの発売記念イベントには、三菱の加藤隆雄社長、中村達夫副社長、そしてチーフ・プロダクト・スペシャリストの五味淳史氏が登壇。

　イベント冒頭では、加藤隆雄社長から今回のアウトランダーPHEVの説明に加えてカーボンニュートラルへの取り組みなどが紹介されました。

　さらにアウトランダーPHEVの詳細については、五味淳史氏が解説。

　そしてスペシャルゲストに、19年前の初代アウトランダーのCMにも出演し今回新作CMにも登場する江口洋介氏。

　さらにはアウトランダーのオーナーであり2024年に世界の舞台で活躍した柔道女子48kg級日本代表の角田夏実氏も登壇し、新たなアウトランダーPHEVの魅力を語りました。

　なお新たなアウトランダーPHEVは発売に先駆けて先行注文の受付を開始しており、月販台数計画1000台に対し約3400台の注文があるといい、販売好調なようです。

　なお先行注文では、全体の約半数のお客様が最上級グレードである「P Executive Package」を選択。これによりPグレード以上を選択したユーザーが85%となると三菱は説明しています。

　さらに「P Executive Package」専用装備である、セミアニリンレザーシートや「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」が好評だと言います。