2024年10月8日にいすゞとUDトラックスは、10月15日から18日まで幕張メッセ（千葉市美浜区）で開催される「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」（以下、JMSビズウィーク2024）にいすゞグループとして合同出展すると発表した。
　
　今回いすゞグループは、まったく新しいビジネスやサービスをともに発見する、新たな仲間の輪を広げるきっかけ作りの場と位置づけています。

　いすゞグループは、2024年4月に公開した中期経営計画「ISUZU Trance formation – Growth to 2030 (XI)」において、2030年に向けて「商用モビリティソリューションカンパニー」となることを宣言しました。

　これに伴い、あらゆるステークホルダーの「運ぶ」に関する課題を解決するため、価値を従来の商品中心から新たなソリューションへと拡大し、ビジネスモデルを革新する計画です。

　新たな事業は、「自動運転ソリューション」「コネクテッドサービス」「カーボンニュートラルソリューション」の3つの領域を柱に据え、将来的な収益源となる事業創出を目指すとしています。

　ブース出展では、3つの展示をおこないます。

　1つ目は、「ISUZUの未来社会マップ」を展示し、これを通じてスタートアップ企業との潜在的な事業の可能性やセレンディピティの発見を目指します。

　2つ目は、ソリューション展示でIXにおいて柱と捉えている3領域について紹介しています。

　自動運転ソリューションは、自動運転の技術領域や自動運転レベル４事業開始に向けたロードマップについての展示。

　コネクテッドサービスは、商用車情報基盤（GATEX）の取り組みとコネクテッドソリューションの全体についての展示。

　カーボンニュートラルソリューションは、商用車バリューチェーンのカーボンニュートラル実現に向けたダイアグラムの展示。

　そして3つ目は、協業事業例として、ティアフォーといすずとの路線バス走行エリアでの自動運転レベル4実現に向けた取り組みに関するスペシャルインタビュー動画が展示されます。

　また、自工会の合同展示にもブース出展し、「エルガEV」と「エルフミオEV」が展示されます。

　エルガEVは、国内初となる車内フロアがフルフラットなバッテリーEV路線バスです。

　エルフミオEVは、普通自動車免許でも運転できる小型バッテリーEVトラックです。

　未来モビリティ会議では、10月15日に会場内でおこなわれる「開催スピーチ」にて、いすゞの代表取締役会長CEOである片山 正則氏が登壇します。

　また、10月17日に会場内でおこなわれる「モノづくり大国日本の、モビリティ製造最前線」のトークセッションにて、UDトラックスの代表取締役社長である丸山浩二氏が参加し、登壇者と共にソフトウェアとハードウェアの掛合わせによるモノづくりのアップデートついて語るとしています。