2024年8月19日にTOM’S（トムス）は、トヨタ「GRカローラ」をよりスポーティかつラグジュアリーに仕立てるカーボンパーツを発売しました。

　トムスはモータースポーツやトヨタ、レクサス車のカスタマイズモデルを手がけており、レースカーの設計・開発、スーパーGTなどのモータースポーツへの参戦など幅広い活動を展開。

　2024年には創業50周年を迎えています。

　同社は、これまで「GR86」「GRヤリス」「クラウン クロスオーバー」で、内外装を彩るカーボンパーツを展開しているなか、新たにGRカローラ用のカーボンパーツが追加されました。

　GRカローラは、同車の5ドアハッチバック「カローラスポーツ」をベースにしたハイパフォーマンススポーツカーで、2022年3月に発表。

　エクステリアにはフロント・リアフェンダーを30mm拡幅するとともに、アグレッシブな大開口部のフロントロアグリルやサイドフェンダーダクト、デュフューザー形状のリアバンパーロアを採用するなど、戦闘力の高さを主張するデザインに仕上がりです。

　一方インテリアも、スポーツ走行時の視認性を考慮したメーターに加え、車両の挙動をコントロールしやすいようにショートストロークのシフトレバーと手引き式のパーキングレバーを装備するなど、ベースモデルとの差別化が図られています。

　パワートレインは、最高出力304馬力・最大トルク370Nmを発揮する1.6リッター3気筒インタークーラーターボエンジン「G16E-GTS」に、前後駆動力可変のスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」と、6速iMTが組み合わされています。

　そんなスポーティなGRカローラを、よりスポーティかつラグジュアリーに仕立てるのが、今回発売となったカーボンパーツです。

　エクステリア用パーツとして、サイドフェンダーガーニッシュ（6万500円・税込以下同）、リヤバンパーガーニッシュ（6万500円）、ボンネットフードダクト（5万9400円）、ドアミラーカバー（5万7200円）が設定され、ツヤありの3K綾織カーボンを採用。

　一方インテリア用パーツとしては、カーボンシフトノブ（1万4080円）、フロントパネル（6万7100円）、フロントスカッフ（5万7200円）、リヤスカッフ（6万7100円）、ドアスイッチパネル（6万6000円）、メーターインナーフード（5万6100円）、シフトパネル（No.1：4万5100円／No.2：6万500円）が用意され、ツヤ消しのフォージド柄を用いています。

　これらのカーボンパーツ類にはドライカーボンが採用するほか、温度変化にも強い材質としてオートクレーブ成型プリプレグを採用し、さらに紫外線での黄ばみに対しても高耐久性能を誇るカーボンに適したUVクリアー塗料が施されています。

　また取り付ける際には、穴空けの必要はなく、製品裏面の両面テープを剥がして被せるだけで装着できることが特徴で、簡単にGRカローラをよりスポーティでラグジュアリーな車内空間を演出することができるのも特徴です。

　なお、商品は全国のトヨタ販売店や、カーショップ・カー用品量販店などのトムスパーツ取扱店、及びトムス公式オンラインショップで購入可能です。