トヨタ新「超ミニ ランクル」現る! 小さすぎる見た目に驚き!? なぜ誕生? 世界最小「ランクル70」が出来たワケ
2023年11月29日に発売された新型「ランドクルーザー70」。2023年12月6日にはYouTube「ランクルちゃんねる」で世界最小の新型「ランドクルーザー70」が公開されました。
世界最小の新型「ランクル70」ってなに?
2023年12月6日に「LAND CRUISER CHANNEL / ランクルちゃんねる【トヨタ公式】」にて世界最小の新型「ランドクルーザー70」が公開されました。
巷では「ミニランクル登場なるか」という噂も出ている中で「世界最小」とはどのようなものなのでしょうか。
新型ランドクルーザー70(以下ランクル70)は2023年11月29日に発売されました。
1984年の誕生以来、「信頼性・耐久性・悪路走破性」という価値を変えることなく世界中のあらゆる過酷な環境下での多様な用途に応えてきたランクル70。
なお、日本ではヘビーデューティ仕様として1984年から2004年の販売終了までラインナップ。一方海外ではオーストラリアなどを中心に継続販売されていました。
その後、日本で誕生30周年を記念して2014年に期間限定で発売し、今回は日本でも継続販売することになります。
長年使われているボディはそのままに内外装デザインを刷新しており、ボディサイズ(日本仕様)は全長4890mm×全幅1870mm×全高1920mm、ホイールベース2730mmです。
パワートレインは2.8リッター直噴ターボディーゼルエンジンに6速ATを組み合わせ最高出力204馬力、最大トルク51kgf・mを誇ります。
機能面は快適なオフロード・オンロード走行を可能にする高い操縦安定性を向上させました。
そんなランクル70ですが、冒頭のランクルちゃんねるでは、「世界最小」のモデルが作られたと言います。
12月6日に公開された動画のタイトルは「【新型ランクル70】次は月面か!世界最小のランクル70作ってみた。」です。
動画冒頭では、月面のような映像が映し出され、ズームアップしていくとそこにはランクル70が置かれています。
そのサイズは、全長0.5mm×全幅0.2mm。月面と思われていたのはコーヒー豆の表面で、その1箇所に置かれていた様子でした。
またシャーペンの芯に乗っている様子もあり、いかに小さいかがよく分かります。
この世界最小とも言えるランクル70はどのような経緯で出来たのでしょうか。ランクルちゃんねるの担当者は次のように話しています。
ーー 制作経緯や背景について教えてください。
「道を越える。時を越える。」をキーメッセージとしたランドクルーザー”70″が、ミクロの世界を走破したら面白いんじゃないか、という発想から企画がスタートしました。
その中で「超微細3Dプリント」という技術を持つキャステムさんのことを知り、3Dプリントでの極小サイズの”70″の制作をお願いしました。
ーー 作品の特徴を教えてください。
当初から狙っていたわけではないのですが、ミクロの世界でさまざまなものを見ると、無機質な、まるで月面世界のような見え方になりました。
ですので、動画のタイトルは「次は月面か!世界最小のランクル70作ってみた。」としました。
さまざまな場所を走破する”70″の雄姿をぜひご覧いただきたいです。
ーー こだわりポイント、裏話を教えてください。
撮影は超微細3Dプリントの機械がある京都の大学で行いました。
キャステムのみなさま、撮影スタッフをあわせて計8名が白衣を着用し、顕微鏡カメラの設置された部屋で、2日間に渡ってこもりきりで撮影を行いました。
全長0.5mmの極小サイズの”70″は専用のピンセットでもつかむのが相当難しく、なんとか狙った場所に設置できたときには現場で拍手が起こったほどでした。
※ ※ ※
ミクロの世界を走破する様子を表現した今回の作品。新型ランクル70の世界観を上手に表現したカタチとなりました。
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