「センチュリー」は、トヨタの最上級モデルとして長い歴史を持つセダンタイプのモデルで、要人を後席に乗せるショーファーカーとして、気品ある佇まいと贅を尽くした内装を特徴としています。
　
　現行モデルは2018年6月にデビューした3代目。2023年9月にトヨタがSUVタイプの新型センチュリーを世界初公開し、大きな話題となりました。

　そんなセンチュリー（セダン）をスポーティかつラグジュアリーに仕上げたのが、トヨタ車・レクサス車のカスタマイズパーツを手掛けるトムスがカスタマイズした「トムス センチュリー」です。

　一体どのようなモデルなのでしょうか。

　トムス センチュリーは「東京オートサロン2020」で発表されたカスタマイズカーで、高性能で高品質なセンチュリーのパフォーマンスを確保しつつ、走行性能を高めて自ら運転を楽しむ「ドライバーズカー」として誕生しました。

　ベース車と同じく5リッターV型8気筒エンジンにハイブリッドシステムを搭載し、4本オーバルテールエキゾースト「トムス・バレル」がスポーティさを演出します。

　また、スロットルレスポンスを向上させたことによって走行性能がアップしており、エンジン始動時には上質で重厚なサウンドが楽しめるといいます

　外装は、気品あるベース車のデザインから一転、専用のフロントバンパーやサイドステップ、リアアンダースポイラー、トランクスポイラーを装着し、エレガントかつアクティブなスタイルへと変貌を遂げました

　高級感とスポーティさを両立したデザインとしながら、これらのエアロパーツによって走行安定性も向上しています。

　また、インテリアにもこだわり、各部をカスタムオーダーすることが可能。

　シート地、パイピングのカラーは15色を設定したほか、シートデザインは「キルトステッチ」「縦スリット」「インナーライン」の３タイプから選べるなど、自分好みのトムス センチュリーに仕上げることができます。

　トムス センチュリーの価格（消費税込）は3097万6000円からです。