車の「飲酒運転」一番多い県はどこ? 人身事故数“全国ワースト1位”の意外な県とは 「免許取り上げられたらここじゃ仕事できない」と訴える声も
飲酒運転による人身事故が、全国で最も多いのはどの県でしょうか。
全国ワースト1位の“意外な県”とは?
お酒を飲んでクルマを運転する“飲酒運転”は法律で禁止されているほか、大事故を引き起こす危険行為のため絶対にしてはいけません。
とはいえ、飲酒運転による人身事故のニュースは後を絶ちません。では全国各地で飲酒運転の人身事故がワースト1位なのは、どの地域なのでしょうか。
山梨県警によると、2023年の1月から7月までに発生した飲酒運転の摘発件数は178件で、うち人身事故件数は25件と前年比プラス12件となっています。
この件数は、人口10万人あたり3.12件と、全国平均1.02と比べて3倍であり、全国ワースト1位となったことが明らかとなっています。
7月下旬には富士吉田警察署管内で飲酒運転ドライバーによる死亡事故も発生しています。
これについてSNSでは、「公共交通機関が発達していないことも影響かな」「代行、タクシーの数が減ったからかなー」といった意見のほか、山梨県に住むユーザーからは、「代行の待ち時間が長いので宅飲みにしている。免許取り上げられたら山梨で仕事できない」と訴える声も寄せられていました。
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今回の全国ワースト1位を受け、山梨県交通安全対策本部・山梨県交通対策推進協議会は、飲酒運転事故防止情報(警報)を発令。
2023年9月4日から20日までの17日間、山梨県内全域にて夜間の該当活動、防災無線、電光掲示板などによる注意喚起など飲酒運転事故防止のための措置が講じられているとのことです。
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