「日産最上級ミニバン」に300馬力!? 爆速すぎる“走り屋”「エルグランド」に「再び暴れて欲しい」と反響集まる

かつて、最高出力300馬力というメーカー純正チューニングモデルがラインナップされていた日産のフラッグシップミニバン「エルグランド」に対し、多くの意見が集まっているようです。

ライバルに負けるな! 「エルグランド」の奮起に期待する声も

 日産のフラッグシップミニバン「エルグランド」にはかつて、3.5リッター V型6気筒エンジンを最高出力300馬力までアップさせ、専用の足回りと組み合わせた「爆速」仕様が設定されていました。
 
 そんな特別なモデル「エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック」の復活に期待する声は、少なくないようです。

ド派手なだけじゃない! 性能も大幅に高められた日産「エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック」とは
ド派手なだけじゃない! 性能も大幅に高められた日産「エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック」とは

 1997年に登場し、高級ミニバンの市場を開拓したエルグランドは、2010年に登場した現行モデルで3代目となりました。

 それまでの縦置きエンジン+後輪駆動ベースのプラットフォームから、横置きエンジン+前輪駆動の新開発プラットフォームに刷新され、低床化や低重心化による走行性能の大幅な向上が図られています。

 通常モデルに加え、これまでの初代や2代目同様にオーテックジャパン(現:日産モータースポーツ&カスタマイズ)が内外装をドレスアップした「ライダー」シリーズもラインナップするなど、幅広い選択肢も用意しました。

 そのエルグランド ライダーへ2011年に追加設定されたのがライダー ハイパフォーマンススペックです。

 エルグランドの3.5リッター V型6気筒エンジン車は、通常モデルでも最高出力280psと、すでに高い性能を有していましたが、“ハイパフォーマンス”の名のとおり、さらなるチューニングを実施。

 専用コンピュータと専用エキゾーストシステムを新採用し、最高出力300ps(+20ps)、最大トルク361Nm(+17Nm)まで性能を大幅にアップさせたのです。

 パフォーマンスの向上にあわせ、オーテックジャパンによるボディチューニングも行われ、専用フロントクロスステー、専用センタークロスバー、専用リアクロスステーに加え、YAMAHA社製パフォーマンスダンパー(リア)に追加。

 専用チューンドサスペンションと、専用19インチ光輝アルミホイール(ダーク調)、専用245/45R19タイヤ(ミシュラン・プライマシーLC)を採用するなど、多くの専用設計が施されています。

 2016年には、オーテックジャパン30周年を記念した特別仕様車「AUTECH 30th Anniversary」を、通常のライダーとともにライダー ハイパフォーマンススペックにも設定。

 ダーククロムのエクステリアパーツや、ギャザー付のブラック/ホワイトコンビレザーシートのインテリアなどで、独自の凄味を増した仕様でした。

 残念ながらエルグランド ライダー ハイパフォーマンススペックは、その後の改良でカタログラインナップから姿を消しています。

 そんなエルグランド ライダー ハイパフォーマンススペックに対し、様々な意見が寄せられているようです。

 実際に「GT-Rと一緒に所有しています」というエルグランド ライダー ハイパフォーマンススペックのオーナーは「専用エキゾーストシステムの甲高い音が気に入ってます」「足回りは固められていますが、GT-Rに比べれば“柔らかい”から快適」と、絶賛の声。

 ホンダからも高級ミニバン「エリシオン」で同様に300馬力の高性能エンジンを搭載した「エリシオン プレステージ」がラインナップされていた時期があり、これを引き合いに「こういうライバル関係がある状態は大事」といったコメントもありました。

 一方で「ミニバンに走りは必要なのかなあ」「そんなことよりも押し出し感強めて室内広くしたほうが売れる」と、そのキャラクターに対し疑問を呈する人も少なくはないようです。

 また、高級ミニバン市場では現在、トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」が人気を独占している状況に対し、歯がゆい思いをしている日産ファンも多いようで「需要はあるはず」「(ライバル同等に)全高を上げてリベンジして欲しい」「元祖はもっと頑張って欲しい」と、叱咤激励を送る意見も多く見られます。

 なかには「いっそGT-Rのエンジン載せちゃうくらいの、良い意味で“イカレた”クルマを造って欲しい」と、エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペックの後継モデルの登場に大きな希望を寄せるコメントもありました。

「いつモデルチェンジするんだろう」「高級ミニバンの市場が1社独占状態は健全な状態ではない」とする意見に代表されるように、まだまだエルグランドの進化に対し、期待する声は少なくないようです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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