クルマに隠れた「ヒューズ」突然飛んだらどうすれば良い? そもそも必要!? 知られざるヒューズの「設置場所」と役割とは
もしも「クルマのヒューズ」が飛んだらどう対処する?
クルマのヒューズも、家庭の配電盤に設置されているものと同様に、電気が流れ過ぎると接続部が溶けて切断される仕組みです。
これがいわゆる「ヒューズが飛んだ」という状態ですが、こうなると電気が通らなくなるので、早急にヒューズの交換をする必要があります。
では、クルマのヒューズはどのようにして交換すればいいのでしょうか。中古車ディーラーに勤める整備士に話を聞いたところ、以下の説明がありました。
「クルマのヒューズを交換するには、ヒューズボックスの中から溶断したヒューズを見つけ出し、ラジオペンチなどを使用して新しいヒューズと交換します。
この交換作業自体はそこまで難しくありませんが、絶対に忘れてはいけない注意点も存在します。
それが、交換するヒューズと元のヒューズのアンペア数を必ず同じ値にしておくこと。
低いアンペア数のヒューズを取り付けると、またすぐに飛んでしまうかもしれませんし、逆に高いアンペア数のものを使用すれば今度は大きな電流が流れても反応せず、クルマの回路を守ることができずに大事に至る可能性があります(中古車ディーラーの整備士)」
このように、ヒューズボックスの場所さえ分かれば交換するのは簡単とのことでした。
しかし、再発を防ぐには、そもそもの「ヒューズが飛んだ原因」が一体何だったのかを調べないといけません。
これはとても素人では原因を特定するのは難しい作業ですので、もしもヒューズが飛んだ時には交換も含めて、ディーラーや整備工場などのプロに依頼した方が安全でしょう。
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