トヨタのハイブリッド車「プリウス」がフルモデルチェンジし、5代目となる新型モデルが2023年1月10日に発売されました。
　
　新型プリウスは「Hybrid Reborn」をコンセプトに、従来の強みである高い環境性能に加え、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたエモーショナルなクルマを目指して開発。
　

　パワートレインは1.8リッターハイブリッドに加えて2リッターハイブリッドを新たに設定。さらに2リッタープラグインハイブリッド（PHEV）も用意しており、モーター駆動ならではの圧倒的な加速を実現しました。

　PHEVは3月頃発売される予定となっていますが、ひと足早くハイブリッド仕様の試乗車や展示車がトヨタの販売店に配備され、実際に見たり乗ったりした人が新型プリウスの印象についてSNSに投稿しています。

「プリウスは外装内装が良い意味でプリウスじゃない」「内装の質感も良かったです。車格がひとつ上がった感じ」「新型プリウスのマスタード、カッコいいー！ 試乗車が街を走っている姿がめっちゃカッコ良かったです」など、カッコ良い外観デザインや上質になった内装に関する投稿が多く見られました。

　また、走行性能に関して「乗り味は50プリウス（先代の4代目）より足回りもエンジンもスポーティな雰囲気。ハンドルやブレーキのフィーリングが滑らかで運転してて気持ち良い」「加速は滑らかで力強く、巡航はピタッと落ち着き、操舵はブレずに身軽。クルマとしての質が随分高い」「街乗りでは真価が発揮出来ないやつだと思います。アクセルを少し踏んでるだけであっという間に法定速度。良いクルマ！」など、デザインだけでなく走りもスポーティでありながら、滑らかな加速やハンドリングも味わえるクルマに仕上がっているようです。

　また、細かな部分では「停止直前のカクっと止まる感じが消えてることに感動しました」「カックンブレーキがマイルドになった」という投稿も寄せられています。

　実用性に関して、「ハンドルの握り心地も良くて、運転席メーターも問題なしです！」という声がある一方、「一番気になっていた後方視認性は、『見えねー』」「閉所恐怖症の私には空が見えないともうダメみたいです。1分間も座っていられませんでした」「運転席あたま、あしもと狭い、運転席乗り降り大変かも」など、スポーティなスタイルになったがゆえの後方視界の悪さや車内の狭さを指摘する声も。

　なお、後ろが見えにくいという点では、「後ろの窓が小さすぎて全く見えないのでデジタルインナーミラーは必須ですね」といった投稿もあり、カメラ方式のルームミラー（Zグレードにオプション設定）を推奨する人もいました。

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　新型プリウスを実際に商談した人からは、納期は「1年以上」や「未定」といった書き込みも見られ、早くも大人気となっているようです。