街でよく見る「交通誘導員」って何? 誰でもなれるけど、すぐなれない重要な仕事の実態とは
交通誘導員になるには研修を受ける
商業施設の交通誘導員は、人の出入りが多いショッピングモールなどの商業施設で人や車両の安全を守るために誘導を行います。
出入口での誘導は、駐車場の出入口で商業施設周辺の歩行者の安全を確保するために、出入りする車両を誘導します。通行量の多い道路に面している商業施設の場合は、道路を走行する車両に停止をお願いすることもあるでしょう。
駐車場内での誘導は、歩行者の安全を確保するとともに駐車場の混雑を回避するため、駐車の誘導や満車・空車の看板などを掲げます。
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交通誘導員は、基本的に誰でもなれる職業です。が、とはいえすぐになれるわけではありません。雇用形態にかかわらず、交通誘導員として働くには事前に20時間以上の新任教育を受講する必要があります。
交通誘導員の仕事は、人の命にかかわるとても重要な仕事です。初心者であっても、一定の知識がなければ働けません。そのため基本教育や業務別教育、実地教育を受けなければならないのです。
交通誘導員は、人と車両の安全に欠かせない職業です。工事現場や道路、商業施設などの様々な場所で、人の命を守るために交通誘導業務を行います。
それぞれの場所ごとに行う業務が違い、必要な知識も違うでしょう。交通誘導員は基本的に誰でもなれる職業ですが、働くには事前に新任研修を受ける必要があります。誰もが知っている交通誘導員ですが、その存在はとても重要なものなのです。
私は交通誘導警備業務2級所持の警備員なのですが、1号〜4号業務それぞれ国家資格を持つ警備員がいることも合わせて記事にしていただけたらと思います。