ダサい?“旧車”だとカッコイイ? “減少”の風物詩「正月飾り」に賛否! なぜつける? 世間の評判とは

年が明け1月になると目にするのが「正月飾り(しめ飾り)」。クルマのフロントグリルなどにもあしらわれ新しい年を迎えた風物詩となっていましたが、年々その姿を減らしています。正月飾りについてSNSでもさまざまな意見が飛び交っています。

やっぱり「ダサい」?でも旧車には似合う?正月飾りどう思う?

 年が明け1月になると目にするのが「正月飾り(しめ飾り)」。ねじられた縄に紅白の御幣やミカン、花やひょうたんなどが飾りつけられた装飾です。

 クルマのフロントグリルなどにもあしらわれ新しい年を迎えた風物詩となっていましたが、年々その姿を減らしています。この正月飾りについてSNSでもさまざまな意見が飛び交っています。

見る機会が少なくなってきた正月飾り
見る機会が少なくなってきた正月飾り

 正月飾りの意味には諸説ありますが、一般的にはお正月に年神様を迎えるためのものとされています。

 そんな縁起物の正月飾りですが、クルマ用としては、フロントバンパーやフロントグリルにナイロンひもやワイヤーで結び付けるものや、フロントガラスなどに吸盤で装着できるタイプのものなどがあります。

 このようなしめ飾りを制作するメーカーの担当者は、「しめ飾りを購入する人は年々減少の傾向にあります。とくに、最近では若い年齢層のお客さまが減っており、かつてに比べるとほとんどいらっしゃいません」と語っています。

 さらに、毎年SNSなどでも「しめ飾り、まったく見なくなりましたね」「正月飾り最近見たことありますか?」「しめ飾りしているクルマをまだ一台も見てない」とコメントがされており、目撃する機会も減ってきたことがうかがえます。

 では、正月飾りについての評判はどのようなものがあるのでしょうか。SNSなどをのぞいてみました。

 一番多いのは「ダサいとしか思えない」「誰が最初にやりだしたのか」「ダサいといわれてるからつけない」など、装着に関して抵抗感を覚える発言です。

 また「処分が面倒」「処分に困る」という意見も見られ、縁起物の正月飾りをむげに捨てるわけにもいかず、どうしたらいいかわからないという意見も見られます。

 一方で、「旧車とマッチする」「古い車ではカッコイイ」という主張もあり、実際さまざまな場所で投稿されている正月飾りをつけた車両の写真では、セダン車を中心とした古いクルマが多く見られます。

 さらに「(縁起物であり)カッコつけるためにつけているわけでは無いんだけど」「カッコイイとかダサいとかの問題ではない」など、ドレスアップとして考えるから話が変わってきてしまうのでは、という見解もあるようです。

※ ※ ※

 正月飾りについてさまざまな意見が見られましたが、前述の通り“若い年齢層”が特に減っているようです。ですが中には若くてもクルマに正月飾りを毎年つけるというオーナーもいるようです。古いメルセデス・ベンツに乗る20代のA氏は次のようにコメントしています。

「正月飾りをつけるのは、交通安全祈願のためであり、ファッション性(古いクルマだともっとレトロに見える)といった意図もあります。周囲からは『減ってきたからレアでいいね』と年配の方から声をかけられたりします。

 一方で『ダサい、今更感』と言われることも同じくらいありますが、そうした声はあまり気にしていません」

 年々減少し失われつつある文化となる「正月飾り」、今後も減り続けるのか、それとも再興するのか、注目です。

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