免許証写真で「自分らしさ」出せる? 「個性」の許される範囲とは!? 盛れる裏技は「ピンク背景?」
運転免許証の写真には、実はさまざまなルールがあります。具体的にどういった決まりがあるのでしょうか。
地味になりがちな免許証写真、できるだけ個性を出して映るコツは
運転免許証には顔写真が必要ですが、実は細かいルールが決められています。
では、免許証に使う写真にはどのような決まりがあるのでしょうか。
運転免許証は、3年もしくは5年のタイミングで更新が必要となります。
従来では、運転免許センターで撮影がおこなわれたもののみを免許証の写真として採用されていましたが、最近では自身で持ち込んだ写真を免許写真で使用することが可能となりました。
2021年には申請用写真についての基準が明確になり、各都道府県警察のホームページでは基準が細かく記載されています。
具体的には縦3センチ×横2.4センチ、無帽(宗教上又は医療上の理由がある場合を除く)、正面、上三分身、無背景であること、申請前6か月以内に撮影したものとなっています。
このほか、ホームページでは申請用写真について、具体的に適切・不適切とされる例が掲載されています。
運転免許証は本人確認書類でもあるため、使用される写真は「容易に個人が識別できること」が必要となります。
そのため、帽子や色の濃いサングラス、マスクなどで顔や目が隠れてしまった写真は使うことができません。
一方で、顔の輪郭や目などがしっかりと判別でき、本人であることが簡単にわかるものであれば、自分らしい髪型や服装などの写真を使うことができます。
たとえば、普段から伊達メガネを利用している人は、免許証に「眼鏡等」の記載がない場合でもメガネをかけることは問題なく、最近ではカラーコンタクトレンズも使用できるようになってきています(一部地域を省く)。
ただし、メガネのフレームが目にかかっていたり、レンズに写り込みがある場合は不適切とされるほか、色の濃いサングラスなども目を隠してしまったり、印象が普段と大きく異なったりする可能性があるため不適切です。
なお、前述のカラーコンタクトレンズや黒目の輪郭を大きくするサークルレンズなどは、都道府県によっては使用不可とされている場合もあるため、事前に確認しておくといいでしょう。
ほかにも、帽子やスカーフは原則着用できませんが、宗教上の理由や医療上必要な人については事前に相談の上で使用できることになっています。
顔が隠れるようなものでなければ服装やアクセサリーの着用、髪型については特に決まりがなく、かつらやおしゃれ用のウィッグなども、普段から使用しているものであれば着用しての撮影が可能です。
表情についても、口を大きく開けたり、目を細めていたりするなど、本人識別が難しくなるものは不適切ですが、微笑んでいる程度の笑顔は問題ないとされています。
さらに、申請用の写真は、免許センターなどで撮影する場合、一般的にブルーの背景となります。
一方で事前に撮影して持ち込む場合は、無柄であればピンクやイエローなど、好きな色を使うことができます。
ただし、背景色が髪色や服の色と同化しているものや、極端な原色で本人の識別が困難となるものは認められない場合があります。
最近では証明写真機で背景にピンクやオレンジ、イエローなど複数の色から選べたり、サイズや顔の位置をガイドしてくれる機能があったりするため、写真を持ち込む場合は利用を検討してもいいでしょう。
すでに背景色を変えているユーザーからは「ピンク背景可愛い」「こっちの方が盛れる」「ピンク背景かわいすぎる」と好評の声が寄せられていました。
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免許証の写真は本人であることが簡単にわかる範囲であれば、ある程度自由に写ることができます。
服装や髪型、アクセサリーなどは、普段着用しているもので目や顔の輪郭を隠すようなものでなければ着用でき、背景の色もピンクやイエローなどを使用することが可能です。
3年から5年持ち続けるものですから、自分らしい写真をつかってみると良いでしょう。
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