トヨタは、自社のEVシリーズ「bZシリーズ」として最新モデルとなる新型セダン「bZ3」を中国で2022年10月25日に発表しました。あわせて、現在開発中という新たなbZシリーズのティザー画像も公開しています。

　今後、続々と登場することが期待されるbZシリーズですが、ティザー画像の車種はどのようなモデルと推察されるのでしょうか。

　新型bZ3は、bZシリーズの第二弾モデルとして登場。中国のBYDとトヨタの合弁企業「BYD TOYOTA EV TECHNOLOGY カンパニー有限会社」と「一汽トヨタ」が共同で開発しました。

　bZシリーズの第一弾モデルとして2021年に登場したSUVタイプのEV「bZ4X」と同様、bZシリーズならではのハンマーヘッド形状を採用したフロントデザインが特徴的です。

　トヨタは「すでに発表されているbZ4Xや新型bZ3以外にも、今後、続々とbZシリーズを発表いたしますので、どうぞご期待ください」とコメントしています。

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　トヨタは、2021年12月14日に東京・お台場にある同社施設「メガウェブ」（2021年12月末閉館）で「バッテリーEV戦略に関する説明会」を開催。bZシリーズを示唆する5車種を含む、十数車種のEVコンセプトカーを世界初公開しました。

　5車種には、当時すでに発表済みだったbZ4Xや、新型bZ3のコンセプト版といえる「bZ SDN」が含まれています。

　残りの3車種は、美しいクーペSUVシルエットを持つ「bZ Compact SUV」、5車種のなかでもっともコンパクトな「bZ Small Crossover」、3列シートの採用も想定される「bZ Large SUV」です。

　このうち、前述したbZシリーズのティザー画像に写る車種は、深く寝かされたCピラーが特徴のbZ Compact SUVとよく似ていることがわかります。

　そのため、次に公開されるbZシリーズの新車種は、bZ Compact SUVの市販版モデルとなる可能性も考えられます。

　新型bZ3だけでなく、今後登場するbZシリーズの新車種について、期待が高まります。