トヨタの商用バンとなる「ハイエース」は、仕事以外にアウトドアなど趣味に使えるクルマとしても人気です。
　
　そうしたなかで、ハイエースのカスタマイズを得意とするNACSが展開するSanta Rosaの「Catalina（カタリナ）」というモデルがあります。どういった特徴やこだわりがあるのでしょうか。

　Catalinaのベースは「ハイエースバン スーパーGL」となる4ナンバー登録車です。

　そんなCatalinaですが、どのような点にこだわりを持って制作されたのでしょうか。

　NACSの担当者はこだわりポイントについて次のように話しています。

「Catalinaに装着されているベッドキットは、6枚のベッドマットを2段階の高さにレイアウト出来るため、就寝スペースとしての使用だけでなく多彩なレイアウトパターンによって有効的に使用することが可能です。

　上下にマットを配置することによりダイネットモード（テーブル）としても使用が可能なベッドキットが装着されています」

　具体的には、ベッドマットをすべて上段に敷くと大量の荷物や高さのあるものを載せながらフルフラットベッドとしての利用ができるようになり、中央の2枚のベッドマットを上段に、残りの4枚を下段に敷くとテーブルと椅子のように使えます。

　ベッドは、アンティーク調のデュークレザーにウォールナット材で仕上げとなるほか、左右の収納スペースにぴったり納まるようになっています。

　さらに続けて前出の担当者は「また、フローリングは手入れがしやすいクッションフローリング材を採用しており、フロアデザインは15種類から、ファブリックカラーは5種類から選択いただけるため、お客さまの好みの1台がご提案可能です」といいます。

　フロアデザインは、ワイルドオークや黒木目調、ホワイトペイントウッドなど、ナチュラルな木目調からハードなコンクリート調まで15種類のなかから自分好みの柄を選ぶことができます。

　また、ファブリックカラーは、シグネイチャーの2色、ネストグレースの2色、デュークブラウンレザーの1色の合計5種類が用意されています。

　そんなCatalinaですが、ユーザーからの反響はどのような声が届いているのでしょうか。

「Catalinaは、Santa Rosaラインナップにおけるハイエースのカスタムコンプリートカーのなかでは一番オーダーが多い1台です。

　アウトドアシーン以外での使い勝手も良い1台となっているため、幅広い年齢層の方からお問い合わせやご購入をいただいています」

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　ほかには、セカンドシートを折り畳むと広いラゲッジスペースを確保できるようになっており、ハイエースならではの抜群の積載量は魅力のひとつです。