トヨタが展開する「GR」ブランドの新たなスポーツカーとして、新型「GRカローラ」がラインナップに加わります。

　2022年4月1日に世界初公開された新型GRカローラが早くも話題となっているなか、アンケートを実施してSNSユーザーの声を聞いてみました。

　新型GRカローラのベースとなったのは、ハッチバックの「カローラスポーツ」です。

「カローラスポーツと新型GRカローラではどちらが好みですか？」と質問したところ、「GRカローラ」を選んだ人が94.9％と大多数を占めました。

　新型GRカローラを選択した回答者からは、「スポーティでかっこいい」「戦闘機みたいな感じ」「フェンダーとスポイラーの迫力がスゴい」「厳ついけどやりすぎていないデザインと機能的なダクト類は大好きです」など、アグレッシブなデザインを評価するコメントが数多く寄せられました。

　新型GRカローラは、カローラスポーツに対してフロントフェンダーは片側20mm、リアフェンダーは片側30mm拡大。

　ボンネットやフロントフェンダー後方に設けられたエアダクト、リアスポイラー、特徴的な3本出しマフラーを装備するなど、ワイドなスタンスと各種エアロパーツによって野性味のある走りを予感させるデザインとなっています。

　さらに、「GRの手が入っていて、乗ったら楽しそうだから」「GRカローラのスペックにロマンを感じる」「走りにより特化してるから」など、走行性能に期待を寄せる声もありました。

　カローラスポーツは1.8リッターハイブリッドと1.2リッターターボをラインナップしますが、新型GRカローラは「GRヤリス」にも搭載される1.6リッター直列3気筒インタークーラーターボを搭載。

　エンジンは排気効率向上などによってさらに強化した結果、最高出力304馬力を達成するなど、カローラスポーツとはまったく別のマシンとなっています。

　また、トランスミッションは6速iMTのみとし、ショートストロークのシフトレバーを採用。

　ステアリングから自然に腕を下ろした位置に配置することで素早いシフト操作を可能にしたほか、ドリフト走行など限界域での車両コントロール用途を視野に、パーキングブレーキは手引き式となります。

　駆動方式は、電子式多板クラッチによる前後駆動力可変システム採用の「GR-FOUR」というスポーツ4WDシステムを搭載。限界領域でも安心・安全にコントロールできるクルマへと仕上がっているようです。

　一方、カローラスポーツのほうが好みと回答した人から、「移動手段としては控えめなスタイルの方が好み」「スポーツでも充分カッコいい」「GRカローラはゴテゴテしすぎ」といった意見が見受けられました。

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　スポーティなデザインや走行性能が魅力の新型GRカローラは、カローラスポーツと同じく5ドアの5人乗りです。

　GRブランドには「GRヤリス」もありますが、ベースの「ヤリス」が5ドアなのに対し、GRヤリスは3ドアを採用。

　実用性といった意味でも、新型GRカローラの登場に期待を寄せる人も多いようです。

　新型GRカローラは、2022年後半に日本で発売される予定です。