140Vのストロングハイブリッド仕様を追加

　スズキが、同社のSUV「ビターラ」のフルハイブリッドモデルをイギリスで発売しました。グレードは「SZ-T」「SZ5」をラインナップ。

　すでにラインナップされていた48Vマイルドハイブリッド仕様に加えて、EVモードを備えた140Vのストロングハイブリッド仕様が追加されました。

　フルハイブリッドシステムは、「スタンダード」と「エコ」のふたつの走行モードから選択可能。

　ドライバーはスイッチひとつで、走行状況に応じてモードを切り替えることができます。

　エンジンは1.5リッター自然吸気ガソリンを搭載し、ここに140Vリチウムイオンバッテリーとインバーター、モータージェネレーターユニット（MGUとして知られる）、12Vリチウムイオンバッテリー、および従来型で構成されています。

　フルハイブリッドシステムは、減速時にエンジンを停止し、クラッチを切ることで、効率的に運動エネルギーを回収。EV状態の走行距離を拡大させます。

　また、短距離であればモーターだけで走行することも可能です。

　ビターラのフルハイブリッド仕様は、2WD仕様のみのSZ-Tグレードが2万5499ポンド（約392万円）。

　SZ5は2WDと4WD（ALLGRIP）が設定され、2WD仕様は2万7499ポンド（約423万円）、4WD仕様は2万9299ポンド（約451万円）です。