トヨタ新型「アバンザ」3月7日正式発表! ゴツ顔の「ヒンジミニバン」をフィリピンで約182万円から発売
トヨタのフィリピン法人はコンパクトミニバンとなる新型「アバンサ」を同年3月1日から予約開始することを明らかにしました。
新型アバンザをフィリピン市場に導入へ
2022年2月22日、トヨタのフィリピン法人のトヨタ モーター フィリピン(以下TMP)はコンパクトミニバンとなる新型「アバンサ」をフルモデルチェンジし、同年3月1日から予約開始することを明らかにしました。
アバンザは、トヨタは東南アジアを中心に展開しているミニバン(海外ではMPV)となり、国によっては姉妹車「ヴェロズ」を販売しているところもあります。
新型アバンザ/新型ヴェロズは2021年11月にインドネシア市場で発表され、その後近隣諸国にて順次投入されています。
日本と同じくミニバンの需要が一定数ある東南アジアですが、後席はスライドドアではなくヒンジドアになっている点などが大きくことなる部分です。
今回、フィリピンに導入される新型アバンザに関する詳細は明らかになっていませんが、デザインや機能面では大きく変わらないことが予想されます。
先行して投入していたインドネシア仕様のエクステリアデザインは、フロントにシャープなLEDヘッドライトと大きく開口されたグリルを採用することで存在感を付与。
リアは、スクエアな形状にリアコンビネーションランプとリフレクターを隅に配置することで、ワイドな印象を与えています。
インテリアは、先代よりも質感が高まっているほか、1-3列シートを活用した「ロングソファモード」を採用しているため、家族とのさまざまな活動に対して広々とした室内空間を提供します。
ボディサイズ(インドネシア仕様)は、全長4395mm×全幅1730mm×全高1665mm-1700mmと、先代と比べて全長、全幅が大きく拡大しました。
また、最低地上高は新型アバンザは195mm-205mmと、未舗装路が多い東南アジアの道路に適した仕様となっています。
パワートレイン(インドネシア仕様)は、先代と同様に1.3リッター直列4気筒ガソリンと1.5リッター直列4気筒ガソリンをラインナップ。
トランスミッションは、先代が4速ATと5速MTでしたが新型アバンザではCVTと5速MTに変更されましたが、パワートレインの設定に関してフィリピン仕様では異なる可能性があります。
そうしたなかでTMPは、家族向けの多目的車(CV)の需要が高まるなか、フィリピン市場でもっとも人気のある新型アバンサを投入することで再び市場を活性化させることを掲げています。
TMPの車両販売オペレーション担当第一副社長であるSherwin Chualim氏は次のように述べています。
「我々の移動に対する要求は、とくにパンデミックによる混乱の後、急速に進化していますが、ひとつだけ不変なことがあります。
フィリピン人は常に、家族のための十分かつ快適なスペースを提供できる信頼できるクルマを必要としています。
2022年に発売される新型アバンザは、内外装の印象的なスタイルに加え、さらにお買い得な機能を搭載しています」
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新型アバンザの全機能・仕様は近日中に公開する予定で、4グレード、5カラーを用意し、小売価格は81万3000ペソ(約182万円)からとなる予定です。
また、フィリピン市場での正式発表は3月7日にオンラインにて一般公開される予定です。
この価格で日本でも発売して欲しい。コスパ高そうな車、日本の若者でも買えそうな感じ