車内テレワーク&キャンプで使える!? 「ソーラーパネル」の選び方とは
最近は、クルマを活用した「車内テレワーク」に関心が集まっています。そうしたなかで、電源の確保が課題となりますが「ソーラーパネル」を活用するという方法もあるようです。
ソーラーパネルを選ぶ際の何からチェックする!?
近年、キャンプや車中泊人気や、災害時の備えなどで、ソーラーパネルに関心が集まっています。
自分のクルマに付けられるソーラーパネルも複数存在しますが、どのような違いがあるのでしょうか。
ソーラーパネルをクルマで活用するメリットとして「ポータブル電源のような充電切れの心配が減る」「燃料式発電機と比べて燃料などのコストや騒音が無い」といったものが挙げられます。
ソーラーパネルを購入する際、まずチェックしておきたいのが、発電量を示す最大出力(W)です。
電力の消費目安は、モバイル機器の充電が15W-20W、ノートパソコン、ポータブル電源充電が60W、大容量ポータブル電源充電が100W-150W程度。
用途に合わせて選ぶことが大事ですが、出力の数値はソーラーパネルの環境によっても変化があるため、少し余裕あるものを選ぶのがポイントです。
また、太陽光が電気に変換される割合を占めす変換効率もチェックすべきポイントで、一般的には20%-25%となり、数値が高いほど良いとされています。
そのほか、アウトドアで使用するなら防水、防塵機能があるかどうか、国の定めた電気用品安全法の規格を守る製品についているPSEマークがあるか確認しておくと、安心できます。
では、クルマに適したソーラーパネルにはどのような種類がるのでしょうか。
ひとつめは、「折りたたみ式ソーラーパネル」。
クルマに固定する必要がなく、持ち運びができる軽量のソーラーパネルで、位置を簡単に変えられるため、効率よく充電が可能です。
川や海、山などクルマが入れない場所でも使用でき、非常用電源としても役立つうえに、手のひらサイズのコンパクトサイズも売られています。
耐久性は、数あるソーラーパネルのなかでは脆いとされるうえ、防水加工されていないものもあるので要確認です。
また、比較的値段が高く、100Wあたり2万5000円-3万円で販売されているものが多いようです。
ふたつめは、「フレキシブルソーラーパネル」。
厚さ3mmほどのソーラーパネルで、耐久性は高く、クルマの天井に装着できます。
道の駅、サービスエリア、ショッピングモールなどで時間を費やしているときにも無駄なく蓄電できます。
値段も100Wあたり1万円-2万円程度と折りたたみ式ソーラーパネルに比べるとリーズナブルです。
一方、固定する必要があるため、磁石やテープ、ネジといった別途部品が必要です。
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ソーラーパネルを長持ちさせるためには、定期的に掃除する事をオススメします。
パネルの表面はさまざまな理由で汚れます。一部分が汚れてしまうと、全体の発電量にも影響してしまいます。
雨で流れ落ちる場合もありますが、鳥の糞といったこびりつく汚れは残ってしまう場合も多く、小まめに見ておく必要があります。
パネルを自分で掃除する際は、ガラス用の中性または弱アルカリ性の洗剤を薄めて使用するのが推奨されています。
「雑巾で強く拭く」「高圧洗浄機の水で洗う」などするとパネルが傷つく原因となります。
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最近は、テレワークの一環として、「車内テレワーク」というクルマのなかで仕事する人も増えています。
そうしたなかで、電源供給は課題となりますが、ソーラーパネルを活用するのもありかもしれません。
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