月額定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイル株式会社が、コロナによるドライブスルー利用の影響やドライブスルーのPCR検査を受けてみたいかどうかなどについてのインターネット調査を実施。調査結果を公開しました。

　同調査の対象となったのは、普段クルマを利用している全国の男女1381人で、調査期間は2021年2月7日から2月17日の10日間です。

　まず、普段クルマを運転する全国の男女1381人に、ドライブスルーを利用したことがあるかどうかを聞いたところ、「利用したことがある」と回答したのが1170人、「利用したことがない」と回答したのが211人で、80％を超える多くの人がドライブスルーを利用したことがあるという結果となりました。

　ドライブスルーの利用頻度は新型コロナウイルス感染症の流行前と比べて増えましたか？ という質問には、66％が「増えた」、34％が「減った」と回答。利用頻度が増えた人に理由を聞いてみると、75.1％の人が「新型コロナウイルスが気になるから」と回答しています。

　このなかには、「店に入りたくない」や「店で食べたくない」、「人と接触したくない」、「密を避けたい」、「対面で食べることを避けたい」という意見がありました。

「その他」では、「ペットを飼うようになり、外食しづらくなったので」や「安上がりだから」、「緊急事態宣言で20時までしか飲食店があいてないから」、「クルマを使うようになったから」などの意見が見られました。

　また、ドライブスルーで何を買っているかについても聞いたところ、「ハンバーガー」や「牛丼」、「ご飯」や「コーヒーなどの飲み物」などの回答が多くありました。少数の意見では、「寿司」や「薬」、「野菜などの食材」という回答も見られます。

　更に、ドライブスルーを利用していて、改善してほしいと思うことはあるかを聞いたところ、「待ち時間の短縮」や「支払い方法の充実」、「Web・スマホでのオーダー」や「マイクの改善」、「メニューの見易さ」や「入口・レーンの広さ」などの回答が挙げられました。

　最後に、ドライブスルーを利用したことがあると回答した1170人に、ドライブスルーでのPCR検査を受けてみたいかどうかを聞いたところ、「利用してみたい」という回答が65.2％、「利用したことがある」という回答が2.1％となっており、ドライブスルーでのPCR検査について前向きな考えを示している人も多くなっている一方で、30％以上の人は「利用してみたくない」と回答しています。

　今回の調査により、新型コロナウイルスの影響で、ドライブスルーの利用頻度が高くなっている人もいることがわかりました。また、ドライブスルーサービスは、従来のファーストフード以外にも、薬局、クリーニング、本屋などのサービスも増えているようです。

　密を避けることや、人との接触を避けるという点から、今後もドライブスルーを利用する人が増えることが予想されます。