コロナ禍でもロールス・ロイスの販売は好調

　全世界のロールス・ロイス正規ディーラーを対象にした年間表彰「グローバル・ディーラー・オブ・ザ・イヤー・アワード2019」において、認定中古車の販売においてもっとも優れた結果を残したディーラーに贈られる「グローバル・プロビナンス・ディーラー・オブ・ザ・イヤー」を、コーンズ・モータース株式会社が運営するロールス・ロイス・モーター・カーズ東京が受賞した。

　ロールス・ロイス・モーター・カーズ東京は、2019年は昨年比125%という過去最高の販売台数を記録。賞の審査項目は伏せられているが、世界50か国以上129ディーラーのなかで、もっとも優れた結果を残したことが認められての受賞となった。

　同賞の受賞は、日本国内ディーラーとして初めて。なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、授賞式はオンライン形式でおこなわれた。

　またコーンズ・モータース株式会社は、2020年も特に6−7月の販売台数が新車・中古車ともに好調に推移していると発表。中古車でも「レイス」が最低2000万円以上するロールス・ロイスの販売が、どうして好調なのだろうか。

　今回の受賞に関して、2018年2月に、コーンズ・モータースの情報発信機能を備えた「コーンズコレクション・ニューオータニギャラリー」をホテルニューオータニ（東京都千代田区）のガーデンコート1階にオープンし、認定中古車の魅力を訴求してきたことも大きな要因に挙げられる。

　また、ロールス・ロイス認定中古車「プロビナンス（Provenance）」による2年のメーカー保証付帯、商品そのものの高い品質の訴求や適正価格の設定、豊富な品揃えの確保などの取り組みに加え、ロールス・ロイス認定中古車へのニーズを幅広く掘り起こし、認知度の向上に努めた結果、多くのカスタマーに支持されたことが、今回の受賞につながったとコーンズ・モータースは分析している。

　ちなみに、コーンズ・モータースは、1964年からロールス・ロイスの販売を手掛け、長きにわたる信頼と実績を積み上げてきた経緯がある。

　グローバル・ディーラー、リージョナル・ディーラー、他の3つのアディショナル・アワードは次のとおりである。

●Global Dealer of the Year：Rolls-Royce Motor Cars Orlando

●Regional Dealers of the Year
・UK, Western and Southern Europe, Russia：Avilon, Authorised Rolls-Royce Motor Cars Dealer
・Germany, Northern and Eastern Europe：Rolls-Royce Motor Cars Prague
・Asia Pacific：Rolls-Royce Motor Cars Phnom Penh
・Middle East & Africa：Rolls-Royce Motor AGMC, Dubai
・Greater China：Rolls-Royce Motor Cars Shenzhen

●Additional Awards
・Global Sales Dealer of the Year：Rolls-Royce Motor Cars Beijing
・Ownership Services Dealer of the Year：Ali Alghanim & Sons Automotive
・Global Bespoke Dealer of the Year：Rolls-Royce Motor Cars Toronto

＊　＊　＊

　今回の受賞を記念し、コーンズ・モータースでは、「買取・委託販売強化キャンペーン」を開催する。

　委託販売の価格設定には、経験豊富なセールスがアドバイスやサポートをおこなうほか、買取を希望する場合はキャンペーン期間中にかぎり、通常より査定額がアップする。

　他店で購入したロールス・ロイスの車両も対象だ。

　開催期間は、2020年8月20から9月30日まで。開催場所は、ロールス・ロイス・モーター・カーズ東京ニューオータニギャラリーとなる。