マツダが7月の豪雨災害復興を支援! 純正「車中泊セット」を提供

マツダは、2020年7月の豪雨災害に対する復興支援の詳細を発表しました。

被災地域の自治体や社会福祉協議会などの要望を踏まえた支援物資

 マツダは、2020年7月に起こった豪雨災害の被災地域ならびに被災者への支援活動への協力を目的に、日本赤十字社および社会福祉法人 中央共同募金会を通じ、それぞれ100万円と200万円を寄付したと発表。

 さらに、被災地域の自治体や社会福祉協議会などの要望を踏まえた、マツダ純正用品の「車中泊セット」や、手袋、マスク、土のう袋といった物資の送付や、軽トラック「スクラムトラック」など、3台の車両を無償で提供します。

マツダ「スクラムトラック」のイメージ
マツダ「スクラムトラック」のイメージ

 今回、被災地への提供が発表されたマツダ純正車中泊セットは、昨今多発している自然災害に備え、万が一の場合でも安全にそして少しでも快適に過ごせるように用意された、車中泊に特化した緊急防災セットです。

 セット内容は、エコノミークラス症候群の予防に有効な「着圧ソックス(福助製)」や他車の救助にも役立つ「ブースターケーブル」、いざというときには、簡易的なバケツになったり、なかに詰め物をすることで枕にもなる「防水ロールバッグ(10リッター)」。

 ほかにも空気を入れて膨らますマットで、車室内の凹凸が軽減できる「防災エアーマットGOLON(2個)」、ドアサッシュにかぶせて夏場など窓を全開にしても虫等の侵入が軽減できる「虫よけウインドーネット フロントドア用(2個)」、「タオル(2枚)」や「目かくしポンチョ」、凝固剤不要で簡単便利な次世代簡易トイレ「トイレONE(3枚)」、5リッターまでの水が入るビニール製給水袋「非常用給水バッグ」、蓄光タイプの緊急用ホイッスル「蓄光ホイッスル」などとなっています。

 また、マツダは災害時における車中泊の心得として、以下の3つを挙げています。

●泊まる日数・人数を調整

 やむを得ず車中泊になった場合、できるだけ1泊から数日程度にとどめること、そして車中泊する人数を調整することが重要です。

 狭い車内では座った姿勢のまま仮眠することしかできず、疲れがたまります。

 また、トイレのたびにドアの開閉が必要となり、眠りを妨げられ、ストレスも高まります。

 多人数での車中泊は避け、子どもや年配者は車内に、大人は日中のうちにテントを張ったり、身を落ち着ける場所を探すなど、体調を崩さないような環境を作りましょう。

●寝床をできるだけフラットに

 エコノミークラス症候群の対策や予防法において、最大のポイントは「どれだけ平行に寝られるか」です。

 車中泊では、最初はシートのリクライニングだけで十分と思っていても、長時間過ごすと徐々に苦痛になってきます。

 睡眠時は、寝床の凹凸をエアーマットでカバーするなど、寝床を平行に整えるよう工夫しましょう。

●寒さ対策をする

 冬の場合は、夜間に冷気を吸収する車内の寒さは想像以上です。

 金属でできている自動車は、もともと冷えやすく、四方の窓ガラスからも強い冷気がどんどん車内に侵入してきます。

 実際、冬季の外気温と車内温度は、ほとんど変わりはありません。

 気温が下がる明け方にかけては、車内が氷点下になることもあり、十分な防寒対策が必要となります。

※ ※ ※

 新型コロナウイルスの感染拡大に加え、日本各地で発生している豪雨災害。

 それらの状況を受け、マツダは引き続き被災地域の状況ならびにご要望を確認の上、必要な支援をおこなっていく方針としています。

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