スペイン生まれの布製タイヤチェーン「イッセ・スノーソックス」の新価格が発表されました。

　海外では広く認知されている布製タイヤチェーンですが、日本ではあまり知られていません。しかし、実は金属チェーンに匹敵する性能をもつ優れものです。

　2019年に日本に上陸したスペイン、バルセロナ生まれの布製タイヤチェーン「イッセ・スノーソックス」は、業界最強級の耐久性に加え、優れた吸水力を発揮して水分の多い日本の雪道でもスリップしない性能が話題となりました。

　上陸からわずか1年で大手インポーターのメーカーオプションに採用されたほか、ロードサービスの搭載ツールにも選ばれるなど、品質と性能にこだわる日本のドライバーから幅広い支持を受けています。

　そして日本上陸2シーズン目となる2020年、イッセ・スノーソックスは、より多くのユーザーが購入しやすい新価格を設定。あわせて、パッケージのリニューアルもおこなわれました。

　布製タイヤチェーンが雪道でしっかりとグリップするのは、表面にある無数の細かい繊維がタイヤと路面の水分を吸収し、摩擦面積を増やすからです。

　さらに、イッセ・スノーソックスは数ある布製タイヤチェーンのなかでも吸水性に優れており、日本の都市部特有のシャーベット状の雪でも安心して走行することができます。

　また、金属チェーンよりはるかに取り付けやすく、錆の心配もありません。

　重さはパッケージを含めて1500g以下と軽量で、コンパクトに畳んで収納できるため、トランクやシート下に保管しても場所を取りません。

　冬用タイヤに履き替えるための時間的・経済的なコストもかからず、年に数回の利用であれば洗って保管することで数年は使用可能です。

　乗用車、ミニバン、SUV、トラックなど車種を問わず、二輪駆動、四輪駆動のいずれにも装着可能(四輪駆動では、FFベースの場合は前輪、FRベースの場合は後輪へ装着します)。6つのサイズ展開により、市販のほぼ全てのタイヤサイズをカバーします。

　2018年に施行された、新チェーン規制にも適合するなど、イッセ・スノーソックスは、都市部の冬に適した仕様です。

　価格（消費税込）は、オールシーズンタイヤ並の性能で、都市部を中心に走行するドライバー、運転機会が少ないドライバー、年1回から数回の降雪地域向けとなる、クラシックモデル(標準品質)が1万900円、タイヤチェーン並の性能で、SUV、大型乗用車、大口径タイヤ向け、走行距離・機会の多いドライバー向けの制動性、耐久性に優れたスーパーモデル(高品質)が、1万5800円です。