2019年11月25日、フランスのタイヤメーカーであるミシュランは、東京の厳選した飲食店やレストランと宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド東京2020」のセレクションを発表しました。

　東京のミシュランガイドは2007年にアジア初として発行して以来、毎年更新されており2019年で13年目を迎えました。

　2019年は226軒の星付きレストランが掲載され、東京は世界で一番星の多い都市となりました。

　そして、2009年の初掲載以来、2つ星を維持し続けた「かどわき」（港区／日本料理）は、掲載12年目にして3つ星に評価を上げました。

　2つ星に評価を上げた「プリズマ」（港区／イタリア料理）は、2018年に1つ星として初めてミシュランガイドに掲載され、2019年日本で唯一のイタリア料理での2つ星となりました。東京でイタリア料理が2つ星の評価をうけるのは、「ミシュランガイド東京2011」の発行以来初めてのことです。

「ミシュランガイド2020」では、464軒の飲食店やレストランと、34軒の宿泊施設が掲載され、13年連続の3軒を含む全11軒が三つ星の評価になりました。

　また、計57軒の飲食店・レストラン、宿泊施設が新たに掲載されました。

「ミシュランガイド2020」は2019年11月29日（金）より全国の主要書店で発売されます。

　これに先立ち、2019年11月26日の13時より、ミシュランガイド公式ウェブサイト「クラブミシュラン（Club MICHELIN）」にてセレクションが公開されています。

■「ミシュランガイド東京2020」の主なセレクション
・3つ星：11軒の飲食店・レストラン（うち、評価の上がった掲載店1軒）
・2つ星：48軒の飲食店・レストラン（うち、新規掲載1軒、評価の上がった掲載店2軒）
・1つ星：167軒の飲食店・レストラン（うち、新規掲載19軒）
・ビブグルマン：238軒の飲食店・レストラン（うち、新規掲載35軒）
・宿泊施設：1軒の旅館、33軒のホテル（うち、新規掲載2軒）