“トヨタ・アルファード”より大きい新型「“車中泊”ミニバン」発表! 全長5.1m級ボディに「両側スライドドア」! 顔面刷新&停車時も快適な“エアコン”採用のVW「カリフォルニア」英国で受注開始
フォルクスワーゲン商用車の英国法人は2026年11月4日、大幅改良を施したキャンピングカー「カリフォルニア」の価格と仕様を発表し、同日より受注を開始しました。停車中にも使用できるエアコンなどを備えたモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。
最大8時間冷暖房できる車中泊ミニバンとは
フォルクスワーゲン商用車の英国法人は2026年11月4日、キャンピングカー「カリフォルニア(California)」の大幅改良モデルについて、価格と仕様を発表し、同日より英国で受注を開始しました。
同モデルは2026年6月に改良内容が発表されており、今回、英国での販売価格が明らかになりました。初回の納車は2027年初頭を予定しています。

カリフォルニアは、フォルクスワーゲンを象徴する「ワーゲンバス」の流れをくむキャンピングカーです。
広い室内空間や多彩なシートアレンジに加え、車内での就寝や調理に対応する装備を備えていることが特徴で、欧州を中心に長年人気を集めてきました。
現行モデルは、フォルクスワーゲンの大型ミニバン「マルチバン」をベースに開発されています。
ボディサイズは全長5173mm×全幅1941mm、ホイールベース3124mmで、全長5.2m級の堂々としたボディを備えています。
ちなみに、日本で人気の大型ミニバンであるトヨタ「アルファード」は、全長4995mm×全幅1850mmです。
カリフォルニアはアルファードより全長が178mm長く、全幅も91mm広いサイズとなっています。
そんなカリフォルニアの大幅改良モデルでは、エクステリアからインテリア、安全装備まで幅広い改良が施されました。
フロントには、従来よりも大型化したLEDヘッドライトを採用。ボンネット下のデザインも刷新され、ワーゲンバスらしい表情を残しながら、よりシャープなスタイリングに仕上げています。
さらに、スライドドアやテールゲートには、軽い操作で確実に閉められる電動補助機構を採用。17インチから19インチまでの新デザインのアルミホイールも用意されます。
ボディカラーも充実しており、単色やメタリック、2トーンカラーを合わせて19種類を設定しています。
新たに「グレーブラウン」や「サンセットレッド」などのメタリックカラーが加わったほか、ホワイトとブラウン、ブラックとレッドを組み合わせた2トーンカラーなども用意されています。
インテリアでは、コックピットのデザインを大きく刷新しました。
運転席には10インチのデジタルメーターを採用し、センターには12.9インチの大型インフォテインメントディスプレイを配置しています。
このディスプレイではナビゲーションやオーディオ、スマートフォンとの連携機能に加え、キャンプに関連する各種機能も操作できます。
また、スマートフォンのワイヤレス充電は最大25W、USB-Cポートは最大60Wの出力に対応。室内のアンビエントライトも刷新され、快適性を高めています。
カリフォルニアならではの魅力となるのが、車中泊に対応する室内装備です。
ルーフには展開式のポップアップルーフを採用し、車内には就寝スペースを確保。左右両側にスライドドアを備えることで、車内への出入りや荷物の積み下ろしにも配慮しています。
さらに、グレードに応じてガスコンロやシンク、冷蔵ボックスなどのキッチン設備も用意されており、キャンプ先での調理にも対応します。
なかでも注目したいのが、プラグインハイブリッド(PHEV)モデル「eHybrid 4MOTION」に採用された新しい停車時エアコンです。
このシステムは、車両が充電中や駐車中、キャンプ中であっても、電力を利用して車内の冷房や暖房、換気を行えるものです。
連続稼働時間は最大8時間とされており、暑い日や寒い日の車中泊でも快適な室内環境を維持できるといいます。
パワートレインには、2種類が設定されています。
ひとつは、2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載する「TDI」で、最高出力150馬力を発揮し、7速DSGを組み合わせています。
もうひとつが、1.5リッターガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた「eHybrid 4MOTION」です。
システム最高出力は245馬力を発揮し、トランスミッションには6速DSGを採用。駆動方式は4輪駆動の「4MOTION」となっており、キャンプやアウトドアでの利用にも対応します。
英国でのグレード構成は「Beach(ビーチ)」「Coast(コースト)」「Ocean(オーシャン)」の3種類です。
ビーチは日常の移動から車中泊まで幅広く対応する仕様で、5人乗りの室内と4人分の就寝スペースを備えています。
コーストでは、シンクや冷蔵ボックスなどを備えたキッチン設備や電動式のポップアップルーフを採用。最上級のオーシャンでは、さらに快適装備や室内照明などを充実させています。
安全面では、最新の運転支援システム「トラベルアシスト」を採用しました。
高速道路での車線変更支援に対応するほか、新たに信号機の認識機能を追加。ドライバーが体調不良になった際に車両を安全な場所へ誘導する「エマージェンシーアシスト」も備えています。
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英国での新型カリフォルニアの価格は、ビーチのディーゼルモデルが5万4065ポンド(約1144万円 ※2026年11月上旬時点での為替レート換算、以下同)から、PHEVモデルが6万1105ポンド(約1294万円)からです。
また、最上級グレードのオーシャンは、ディーゼルモデルが6万5255ポンド(約1381万円)から、PHEVモデルが7万2295ポンド(約1530万円)となっています。
なお、これらはいずれも英国の付加価値税(VAT)を含まない基本価格です。VATや登録関連費用などを含む価格は6万6334ポンド(約1404万円)からとなっています。
新型カリフォルニアは英国で受注を開始しており、初回の納車は2027年初頭に予定されています。



















































