23年ぶり復活!? ホンダ新型「アヴァンシア」まもなく登場へ! ステーションワゴン…じゃなくてスタイリッシュSUV? 新ハイブリッド搭載の新モデルどんなモデルに?

ホンダはXにて、新型「アヴァンシア(AVANCIER)」のティザー動画を公開しました。どのようなクルマになるのかを考察してみました。

新型「アヴァンシア」登場へ

 ホンダは11月6日に公式Xにて、新型「アヴァンシア(AVANCIER)」のティザー動画を公開しました。添えられたのは「The All-New AVANCIER Coming Soon #HondaHybrid」という文字です。

ホンダ新型「アヴァンシア」まもなく登場へ!
ホンダ新型「アヴァンシア」まもなく登場へ!

 動画は24秒足らずですが、縦長のリヤコンビネーションランプ、車体後部を左右いっぱいに横切るテールランプ、傾斜したCピラーからキャビン後方にかけての形状などを確認できます。また、Honda Hybridの文字、クルマ全体の前から見たフォルムも映し出されています。シャープなスタイルのSUV、そしてハイブリッドであることが、一目でわかる動画でした。
 

ステーションワゴンで登場し、中国でSUVに

 では、アヴァンシアとは、どのようなクルマなのでしょうか?

 もともとアヴァンシアは、1999年9月に誕生したモデルです。いわゆるステーションワゴンというスタイルでしたが、ホンダが言う「アーチフォルムキャビン」という全高の高いスタイルを特徴としました。広い室内空間が売りとなっていたのです。ただし、同時期のホンダに「アコードワゴン」や「オデッセイ」といった、キャラクターが被るモデルがあったこともあり、ビジネス的にはぱっとせずに、2000年代前半にフェードアウトします。

 ところがアヴァンシアは、2016年になって予想外のところに登場します。中国市場、しかもSUVになっての再デビューを果たしたのです。中国名は「AVANCIER(アヴァンシア)中国名:冠道(Guandao)」です。

タイでも新型モデルのティザーを公開

 日本のXでアヴァンシアのティザーが公開されましたが、東南アジアのタイでも同様のティザーが公開されています。10月15日には、タイホンダの公式Facebookで「“A” new era is coming.(Aから始まる新時代が到来する)」という意味深なメッセージが公開されました

 さらに11月6日には、日本と同じティザー動画に加えて、「The New ERA is coming soon. Honda AVANCIER. See you on 1 DEC 2026」というメッセージも公開されました。2026年12月1日に何らかの発表が行われることを示唆しています。

 また、新型アヴァンシアに関しては、ネット上で様々な噂が飛び交っていました。「CR-Vよりも大きなテスト車両が目撃された」「タイで生産される」「3列シートである」というものです。

現行ラインナップを鑑みて予想すれば

 では、そんな噂も含め、ホンダの現行ラインナップを鑑みて、新型アヴァンシアの内容を予想してみましょう。

 まず、ホンダの現行ラインナップを見渡すと、ライバルメーカーに比べて手薄なのが、「ステップワゴン」よりも上級に位置する多人数乗車モデルです。これまで、そのポジションを担ってきたのが「オデッセイ」です。

 しかし、現行モデルは登場から時間が経過しており、そろそろ新世代モデルの登場が期待されるところです。そうなると、3列シートの大型SUVというのは、現在のホンダのラインナップを補完するモデルとして、非常に理にかなった存在といえます。そういう意味で、3列シートSUVの可能性は非常に高いのではないでしょうか。

 また、パワートレインはハイブリッドで決まりですが、「e:HEV」ではなく「Honda Hybrid」とわざわざ表示されています。これは、新しいハイブリッドシステムを搭載することを予告していることが予想されます。

 ホンダは2026年5月の「ビジネスアップデート説明概要」の発表において、「2027年からは、ハイブリッドシステムとプラットフォームを刷新した次世代ハイブリッドモデルの投入を開始します」「次世代ハイブリッドシステムは、2023年モデルに対して30%以上のコスト低減を目指すとともに、次世代プラットフォームと新開発の電動AWDユニットの組み合わせによる10%以上の燃費向上と、Hondaならではの、五感に響く上質・爽快な走りのさらなる進化を目指します」「(日本市場には)2028年以降は、新型VEZELを皮切りに、次世代ハイブリッド/次世代ADAS搭載モデルを展開」と予告しています。

 つまり、新型アヴァンシアは、新しくなったハイブリッドシステムとプラットフォームを使う次世代モデルの可能性が高いということです。車格的に現行オデッセイの2リッター/2モーター(モーター最高出力135kW<184PS>/19.9km/l)のe:HEVと同等のパワーと、より向上した燃費性能が期待できます。

 ただし、日本への導入は2028年以降ということですから、タイへの導入が先になりそうな気配です。そうとなれば、タイで生産するという噂も信憑性が高まります。

 そして価格は、CR-Vとオデッセイよりも上になるはず。つまり、スタート価格が500万円台前半以上、グレードによっては600万円以上もあるでしょう。もしかすると、600万円台のプレリュードを上まわるかもしれません。

 いずれにしても、まずはタイでの発表が注目されます。2026年12月1日に予定されている情報公開で、新型アヴァンシアの全貌が明らかになるはずです。

 アヴァンシアは日本では2003年に終了しているので、今年中にも登場すれば23年ぶりの復活となります。上級の多人数乗車モデルの購入を検討している人は、今後のホンダの動向にも注目しておきたいところです。

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