“トヨタ・ハイラックス”より超ワイドな新「“V8”ピックアップ」初公開! “クルッ”と回る斬新シート採用! 大排気量エンジン搭載のジープ「ラングラー スクランブラーSRT コンセプト」米国で披露
ステランティスの高性能部門「SRT」は2026年11月2日、ジープの新たなコンセプトカー「ラングラー スクランブラー SRTコンセプト」を米国で発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
V8エンジンの新ピックアップとは
ステランティスの高性能部門「SRT」は2026年11月2日(現地時間)、米国ネバダ州ラスベガスで、新たなコンセプトカー「ジープ ラングラー スクランブラー SRT コンセプト(Jeep Wrangler Scrambler SRT Concept)」を発表しました。
同年11月3日から6日まで開催される世界最大級のカスタムカーイベント「SEMAショー2026」で披露されたモデルで、ジープの伝統的なオフロード性能と、高速走行を想定した高性能メカニズムを組み合わせています。

ベースとなるのは、ジープを代表する本格オフロードSUV「ラングラー」です。
ラングラーは、伝統的な7スロットグリルや丸型ヘッドライト、悪路走破性を重視した車体構造などを特徴とするモデルで、日本でも販売されています。
今回登場したスクランブラー SRT コンセプトは、そんなラングラーをベースに、1981年に登場した「CJ-8 スクランブラー」のスタイルを現代的に再解釈したモデルです。
CJ-8 スクランブラーは、ジープならではの悪路走破性能と、荷物を積載できるピックアップトラックの実用性を組み合わせたモデルとして知られています。
新たなコンセプトカーも、その特徴を受け継ぎながら、砂漠などの過酷な環境を高速で走行することを想定して開発されました。
エクステリアは、ラングラーの特徴を残しながら、2ドアのピックアップトラックへと大きく姿を変えています。
フロントには、往年のジープや「グラディエーター」から着想を得た「シャークノーズ」デザインを採用。角形のデザインに収められた丸型ヘッドライトや、力強く張り出したフェンダーなどが特徴です。
ボディカラーには、鮮やかなオレンジ系の「パンクン(Punk’n)」を採用。ブロンズカラーのホイールと組み合わせ、ワイルドなスタイリングに仕上げています。
また、フロントピラーから後方の車体構造を大きく変更しており、通常のラングラーより長いドアや専用のリアボディ、荷台、ロールケージなどを採用しています。
全幅は86インチ(約2184mm)と非常にワイドで、堂々としたプロポーションを実現しています。
ちなみに、トヨタが2026年5月に発売した新型ピックアップトラック「ハイラックス」の全幅は1885mmです。スクランブラー SRT コンセプトは、それよりも約300mm幅広い迫力のボディを備えています。
足元には、17インチのビードロックホイールに、37インチの巨大なオフロードタイヤを組み合わせています。
タイヤにはBFGoodrich製オールテレインを採用し、泥や岩場などの厳しい路面での走行に対応する仕様となっています。
エンジンには、6.4リッターV型8気筒「HEMI」エンジンを搭載。最高出力470馬力、最大トルク470lb-ft(約637Nm)という強力な性能を発揮します。
フロントサスペンションには、ラングラーとして初となる独立懸架式の専用システムを搭載。オフロードレースで実績を持つケイシー・カリー氏と共同開発され、悪路を高速で走る際の安定性や操縦性を高めています。
フロントのホイールストローク量は14インチ(約356mm)を確保。リアにはオフロードレース用トラックを思わせるリジッドアクスルを採用し、15インチ(約381mm)のストローク量を備えています。
また、四輪には直径2.5インチの大型ショックアブソーバーを装着し、過酷な路面での走行性能を追求しています。
一方、室内と荷台には、通常のピックアップトラックとは異なるユニークな仕組みを採用しています。
最大の特徴は、180度回転させたり、取り外したりできる後席です。
後席は床面に設けられた固定具によって取り付けられており、通常の前向きから後ろ向きへと座席の向きを変更できます。
さらに、後席を取り外せば荷台スペースを拡大でき、キャンプ用品や大型のアウトドアギアなども積載できるようになります。
荷台の長さは、後席を装着した状態で40インチ(約1016mm)、後席を取り外すと71インチ(約1803mm)まで拡大。荷台の最大容量は約1.6立方メートルを確保しています。
インテリアには、ダークグラファイトカラーのレザーにオレンジのアクセントを組み合わせたスポーツシートを採用しています。
さらに、ブロンズカラーの加飾やコントラストステッチ、SRTロゴなどをあしらい、オフロードでの実用性とスポーティな雰囲気を両立しています。
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今回発表されたラングラー スクランブラー SRT コンセプトは、ジープの伝統的なスクランブラーのスタイルに、470馬力のV8エンジンや専用サスペンションなどを組み合わせた意欲的なモデルです。現時点で市販化の時期や価格などの詳細は明らかにされていません。
大排気量エンジンによる力強い走りに加え、後席の向きを変更できるユニークな機構など、従来のラングラーにはない特徴を備えた一台として注目されます。








































