ホンダ「オデッセイ」販売終了で問合せ“殺到”! 「長年のファン」が“最終在庫”を確保する動きも? 「32年の歴史」に幕を下ろす“ホンダの代表モデル”が販売店でも話題に

ホンダ「オデッセイ」が2026年度内に販売を終了するようです。これについて、販売店に最新情報を聞いてみました。

在庫限りとなったホンダ「オデッセイ」。欲しい人は急ぐべし

 ホンダの高級ミニバン「オデッセイ」は、2026年度内に販売を終了することがあきらかになりました。
 
 ユーザーからの反響について、ホンダディーラーに問い合わせてみました。

「オデッセイ」販売終了へ
「オデッセイ」販売終了へ

 今から32年前の1994年10月に、初代オデッセイがデビューしました。

 オデッセイを開発するにあたり、ホンダが掲げたのは、「1BOXカーの広い空間とセダンの快適さや走行性能を合わせ持つ新しいコンセプト」というものです。

 多人数での快適な移動空間をつくるため、ホンダが培ってきた高性能セダンの技術を投入しました。

 1BOXカーの広い室内空間に、セダンらしい爽快な走り、快適な乗り心地、安全性能を、高い水準で両立させています。

 1994年当時のミニバンはまだ少数派であり、人気を集めていたのはステーションワゴンという時代でした。

 初代オデッセイが支持を広げるにつれて、ミニバンというカテゴリーの快適性と室内空間の広さが評価されるようになっていったのです。

 結果として、オデッセイは大ヒットモデルとなり、その後も各社からオデッセイに追従するように新型ミニバンが続々デビューしたのです。

 その後オデッセイは、1999年12月に2代目、2003年10月に3代目、2008年10月に4代目と着実な進化を経て、現行モデルの5代目は、2013年11月に登場しました。

 現行オデッセイは、上質な室内空間と走行性能を、これまでにない高い次元で両立させることを目指し、新たに両側スライドドアを採用したほか、背の低かった先代までとは異なり、高さのあるボディを採用。最新の運転支援「ホンダセンシング」も搭載します。

 2020年には迫力のあるデザインを採用するなどした大幅マイナーチェンジモデルを発売。しかし、2021年12月には、歴代オデッセイの生産拠点だったホンダ狭山工場の閉鎖にともない、日本仕様の生産が終了しました。

 27年に及んだオデッセイの国内での歴史は、ここでいったん終わりを迎えています。

 ただし、中国での生産は続いており、また国内でもオデッセイの再販を求める声が多数上がっていたといいます。

 それから1年4ヶ月後の2023年4月に、ホンダの公式サイトを通じて、オデッセイの国内販売再開が発表されました。

 国内生産への復帰ではなく、広汽本田汽車(中国)からの輸入車として販売する方式です。

 この方式は、ホンダにとって初めてのもので、現在まで続いています。

 現行販売モデルのオデッセイのボディサイズは、全長4860mm×全幅1820mm×全高1695mm、ホイールベースは2900mmです。

 パワートレインは、最高出力145馬力の2リッター「i-VTEC」エンジンと2モーターハイブリッドを組み合わせた「e:HEV」のみで、モーターの最高出力は184馬力、最大トルクは315Nmです。WLTCモード燃費は、19.6km/Lから19.9km/Lとなっています。

 トランスミッションは電気式無段変速機(CVT)で、駆動方式は2WD(FF)です。

 2025年11月6日には一部改良が実施され、ユーザーからの要望が多かった2列目大型ロールサンシェードが、全グレードに標準装備されています。

 また、日本初導入の新色「ダイヤモンドダスト・パール」(メーカーオプション/有償色)が新設されました。このほか、各タイプのカラーラインアップも、一部見直されています。

 一部改良後の車両本体価格は、508万6400円から545万500円です(いずれも消費税込み)。

 いっぽう、2026年6月には、オデッセイが同年度内に販売を終了するとの報道がありました。理由は販売不振とされています。

 2024年1年間の販売台数はおよそ1万2000台、2025年は約8000台で、トヨタ「アルファード」の月間販売台数に並ぶ水準まで下がっていました。この数字を踏まえると、やむを得ない判断とも受け取れます。

 しかし、直近の一部改良からわずか7か月後の発表です。戸惑いや複雑な思いを抱いたユーザーも、少なくなかったと考えられます。

 そうしたユーザーの反応について、10月中旬にホンダディーラーに話を聞いてみました。

「オデッセイの販売終了が報じられて以降、『まだ購入できますか』というお問い合わせが増えています。

 長年オデッセイに乗り続けてきたお客さまや、いつか乗りたいと思っていたお客さまが、報道をきっかけに背中を押された形で動き始めている印象です。

 最上級グレードの『e:HEV アブソルート・EXブラックエディション』はまだご注文いただけますが、ほかのグレードは在庫が限られている状況です。

 納期は現状3か月程度が目安となっています」

 ほかのホンダディーラーにも問い合わせてみました。

「2026年度内の販売終了はメーカーからの通達どおりです。一部改良からわずか7か月でのアナウンスに、戸惑いを感じているお客さまも一定数いらっしゃいます。

 一方で、低床設計による乗り降りのしやすさや、ミニバンらしくない走りの質感を評価されているお客さまからは、『最後に乗っておきたい』という声も聞かれます。

 ご検討中の方には、早めに在庫をご確認のうえ枠を押さえていただくようお伝えしています」

 2026年度内の国内販売終了という報道を受け、オデッセイへの問い合わせは一定数増加しています。

 1994年のデビュー以来、32年にわたって国内ミニバン市場を牽引してきたモデルへの愛着は根強く、販売終了のニュースが駆け込み需要につながっている側面もあります。

 各店舗の在庫には限りがあるため、購入を検討しているユーザーは早めに最寄りのディーラーに問い合わせてみてください。

【画像】「えっ…」 これがまもなく買えなくなる「オデッセイの最終モデル」です! 画像で見る(30枚以上)

【電話対応不要】Webで愛車の査定額を確認(PR・外部リンク)

画像ギャラリー

【手軽でお得】月々定額の新車カーリースを詳しく見る

この記事のクルマが気になったら

ホンダ オデッセイ
イメージ画像

中古車価格(税込)

90万円〜556万円

新車価格(税込)

509万円〜545万円

ホンダ オデッセイの中古車を探す

  • ホンダ オデッセイの画像

    hvアブソル ホンダEX フル・・・

    支払総額 189.5 万円

    走行距離 5.17 万km

    年式 2016 年

    在庫をチェック
  • ホンダ オデッセイの画像

    アブソルート・EX 1年間走行・・・

    支払総額 337.7 万円

    走行距離 6.21 万km

    年式 2022 年

    在庫をチェック
  • ホンダ オデッセイの画像

    e:HEVアブソルート フルセ・・・

    支払総額 342.1 万円

    走行距離 6.96 万km

    年式 2021 年

    在庫をチェック
  • ホンダ オデッセイの画像

    アブソルート 両側電動ドア S・・・

    支払総額 94.9 万円

    走行距離 9.05 万km

    年式 2014 年

    在庫をチェック
  • ホンダ オデッセイの画像

    e:HEVアブソルート・EXブ・・・

    支払総額 532.6 万円

    走行距離 2.12 万km

    年式 2025 年

    在庫をチェック
全国のガソリン平均価格
2026/11/07時点最新
直近の平均価格
レギュラー
166.7 -0.1
ハイオク
177.9 -0.1
軽油
156.5 0.0
情報提供元:株式会社ゴーゴーラボ
gogogsで詳細をみる

Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー

お住まいの郵便番号にマッチする
査定サイトをご紹介します

〒