三菱「“新型”パジェロ」まもなく発売! “7年ぶり復活”で「注文殺到」! 先行受注も多発 「一番に納車して!」「いくらでもいいから買う」声も? 新たな「三菱クロカン」が販売店でも話題に
まもなくの発売が予定されている三菱新型「パジェロ」について、販売店に最新情報を聞いてみました。
三菱新型「パジェロ」、全国各地のディーラーで先行展示イベントも実施中
2026年9月2日、三菱は新型クロスカントリーSUV「パジェロ」を世界初披露しました。2026年度中に日本国内で発売予定です。
その後のユーザーからの反響や納期について三菱ディーラーに問い合わせてみました。

2026年9月2日、新型パジェロのワールドプレミアが行われました。日本では2026年度中の投入が予定されており、2019年の販売終了から約7年ぶりの国内復活となります。
展開はタイ、日本、オーストラリアの順に進み、その後はアセアン、中南米、中東など世界約100か国へ広げる計画です。
パジェロの初代は、1982年5月に登場しました。車名の「パジェロ(pajero)」は、アルゼンチン南部に生息する野生の猫に由来します。
オフロードの走破力と、乗用車に近い、扱いやすさを兼ね備えた点が評価されるとともに、1983年から「パリ・ダカールラリー(現:ダカールラリー)」に参戦し、1985年には日本車として初の総合優勝を果たしています。
通算出場は26回で、総合優勝は7大会連続を含む計12回という快挙を成し遂げました。
1991年1月に登場した2代目は、「RVブーム」を背景に、国内の新車月間販売台数でトヨタ「カローラ」を上回りました。
1999年9月の3代目では、ラダーフレームとモノコックボディを溶接した「ビルトインラダーフレーム」が採用され、大きな革新を遂げています。
2006年10月には4代目が登場しました。この4代目は「関口宏の東京フレンドパークII」(TBS系列、1994年4月11日〜2011年3月28日)の景品に使われたことも、知名度を高める一因になりました。
その後は市場の需要がSUVへ移り、販売は伸び悩みます。2019年4月に700台限定の特別仕様車「ファイナルエディション」を発売し、国内向けの生産を終えました。
2021年に生産を終えるまでの累計生産台数は4世代で325万台、輸出先は170か国以上です。
生産を担った「パジェロ製造」(岐阜県坂祝町)も、同年に操業を終えました。
動きがあったのは2026年1月のこと。「東京オートサロン2026」で、当時社長兼CEOの加藤 隆雄氏が「新型クロスカントリーSUV」の年内投入を示しました。
同年4月の「オートモビルカウンシル2026」では、新社長に就任した岸浦 恵介代表執行役社長兼COOが、年内の導入を改めて明言しています。
5月29日には新たな中長期ビジョンの場で、新型パジェロの投入が正式に発表されました。
新型パジェロは、ピックアップ「トライトン」のラダーフレームを改良して採用。クロスカントリーSUVとして専用開発し、ブランドのフラッグシップという位置づけです。生産国はタイとなります。
ボディサイズは、全長4920mm×全幅1925mm×全高1910mm、ホイールベース2870mmです。先代の4代目と比較し、全長は20mm、全幅は50mm、全高は40mm、ホイールベースは90mm拡大しています。
パワートレインは、専用開発の2.4リッター直列4気筒クリーンディーゼルターボです。最高出力は150kW(204馬力)、最大トルクは480Nmで、新開発のスポーツモード付き8速オートマチックトランスミッションと組み合わせます。
骨格は高剛性のラダーフレームで、サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン式独立懸架、リアが新開発の5リンク式リジッドです。
4WDシステムは三菱が長年培ってきた「スーパーセレクト4WD-II(SS4-II)」で、独自の車両運動統合制御システム「S-AWC」が4輪の駆動力と制動力を配分します。
前後トレッドは1630mm、最低地上高は230mmです。アプローチアングルは30.4度、ランプブレークオーバーアングルは22.6度、デパーチャーアングルは25.8度で、走破性も継承しています。
外観は水平基調のスクエアなプロポーションで、「ダイナミックシールド」を進化させたフロントフェイスを備えます。
室内は3列7名乗車で、1列目の着座位置はトライトンより30mm高く、2列目には150mmのロングスライド機能があります。
2枚の14.3インチ大型ディスプレイが「モノリスディスプレイ」を構成し、高度計、方位計、車両の傾きなどを示すマルチメーターも組み込まれています。
音響システムは、ヤマハの「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」です。
グレードは「GLS」「GSR」「エクシード」「スーパーエクシード」の4種類です。
価格(消費税込)は順に619万3000円、676万5000円、693万円、795万800円となっています。
10月中旬に三菱ディーラーへ問い合わせたところ、次のような反応がありました。
「発表以降、問い合わせが急増しています。パジェロオーナーだったお客さまから、『復活するとは思わなかった』『絶対に買う』というお声をいただきました。
復活した3連メーターや、歴代モデルのモチーフを取り入れた内外装への反応が大きく、『パジェロらしさを残しながら上質になった』という声が多いです。
10月から先行予約が始まっており、エクシードやスーパーエクシードを選ぶお客さまが多い状況です」
別のディーラーでは、次のような声が聞かれました。
「『いくらでもいいので買う』『一番に納車してほしい』というお客さまもいらっしゃいます。
S-AWCやSS4-IIは、SUVファンから高い評価を受けています。
ヤマハと共同開発したオーディオやモノリスディスプレイには、既存の三菱ファン以外の新規のお客さまも関心を寄せています。
オプションを含む見積もりが1000万円近い、三菱車としてはこれまでになかった価格帯でも、ご契約にいたっています。
実車をご覧になりたい方には、県内の先行展示のスケジュールをご案内しています」
発売前から問い合わせが急増しており、往年のファンだけでなく、これまで三菱車と縁のなかった層にも関心が広がっています。
27年ぶりの3連メーターやヤマハ共同開発のオーディオなど、話題が重なっていることから、受注開始直後は枠の争いになる可能性もあります。
購入を検討している方は、先行予約の動向を早めに確認しておくことをおすすめします。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。





































































































