ホンダの「”2人乗り”4ドアセダン」! 300馬力超え「直4ターボ」×MT搭載! 迫力エアロもスゴイ「ガチガチモデル」米国に登場していた「スポーツセダン」アキュラ インテグラ タイプS HRCプロトタイプどんなモデル?
2026年11月3日から6日までアメリカ・ラスベガスで開催される「SEMAショー」は、様々なカスタムカーやコンセプトカーが展示される見本市です。そのなかでも、2024年にHRC(ホンダ・レーシング・コーポレーション)によって披露され話題を集めた「アキュラ インテグラ タイプS HRCプロトタイプ」は一体どのようなモデルだったのでしょうか。
300馬力超え「直4ターボ」×MT搭載!
アメリカ・ラスベガスで開催される世界最大級のアフターマーケット見本市である「SEMAショー」。2026年は11月3日から6日まで開催が予定されていますが、その会場を前に過去にSEMAショーに展示された車両たちを振り返ってみたいと思います。
今回は2024年のSEMAショーでHRC(ホンダ・レーシング・コーポレーション)が出展した「アキュラ インテグラ タイプS HRCプロトタイプ」をピックアップします。

アキュラ インテグラ タイプSといえば、2026年後半に日本への導入が決定している北米市場向けのハイパフォーマンスモデルで、シビックタイプRと兄弟車関係でありながら、アキュラブランドらしく高級感と上質さを持った仕上がりとなっている車両です。
そんなインテグラ タイプSをHRCが「究極のストリート&サーキットパフォーマンスの提供」をテーマに作り上げたのがこの車両で、通常モデルには存在しないインディイエローパールのボディカラーが印象的な1台。
エンジン本体の最高出力320馬力・最大トルク422Nmを発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンには手が加えられていないものの、大型化がなされたインタークーラーやツインオイルクーラーを備え、レース由来の技術を採り入れた専用エキゾーストシステムを装着し、冷却性能の向上とレスポンスアップがなされています。
エクステリアでは専用のエアロパーツが与えられたほか、大型のアウトレットダクトが設けられたカーボンボンネットを装着し、ブレーキ冷却用のダクトも追加され、ブレーキにはベース車よりも大径の2ピースローターとブレンボ製6ポッドキャリパーがフロントに与えられていました。
足回りはベース車から15mmダウンの専用サスペンションが装着され、キャンバー角もノーマルよりも付けられていることが外観からも見てとれ、ホイールも専用デザインの19インチ鍛造アルミホイールにピレリ Pゼロ トロフェオRが組み合わされています。
そしてインテリアではレカロ製のカーボンフルバケットシートがフロントにインストールされリアシートは潔く撤去、二人乗りとなっています。リアのバルクヘッドにはボディ剛性を高めるX型のブレースが追加され、リアシートがあった場所にはカーボン製のシェルフが備わり、その場所にタイヤホイールセットを4本積載できるような形状となっていて、サーキットアタックも可能な仕様となっていました。
ここまでスポーティな仕様となっていながらも、アキュラブランドのモデルということでインテリアにはブラックのアルカンターラとボディカラーに合わせたイエローのシートベルト、そしてステッチやトリムにもイエローがあしらわれるなど、プレミアム感も併せ持つ仕上げとなっていたのも特徴です。
なお翌年のSEMAショーには、このインテグラ タイプS HRCプロトタイプの進化版が展示され、新たに開発された軽量鍛造アルミホイールを装着したほか、ストリートとサーキットの両方に対応する新開発のHRCプロトタイプパフォーマンスパーツを搭載してパーツ単位での販売も匂わせており、高い注目を集めていました。
もしパーツ単体で販売されるとしたら、日本に導入されるインテグラ タイプSオーナーからも熱視線を集めること間違いなしですが、果たしてどうなるでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。




































































