レクサスが「“新型”NX」発表! 「フルモデルチェンジ並み」に“大進化”! 新デザイン&全車「電動化」の「プレミアムSUV」米で正式デビューへ 2026年末までにグローバルで発売

レクサスは2026年10月20日、米国テキサス州プラノでコンパクトクロスオーバー「NX」の2027年モデルを発表しました。

全車電動化でHEVとPHEVの2本立てに

 レクサスは2026年10月20日、米国テキサス州プラノで、大幅マイナーチェンジを遂げたコンパクトクロスオーバー「NX」の2027年モデルを発表しました。

 デビュー6年目でラインナップはすべて電動車となり、ハイブリッド(HEV)の「NX 350h」とプラグインハイブリッド(PHEV)の「NX 450h+」の2種類となりました。発売は2026年末までに、グローバル市場で行われる予定です。

 NXは2014年に導入されて以来、機敏な都市型の走りとスタイリッシュなデザインで支持を集めてきました。現行型は2021年6月にワールドプレミアされた2世代目となります。

 レクサスは2005年に米国のラグジュアリー市場へハイブリッド技術を持ち込んでおり、NXも世代ごとに積み重ねてきました。その進歩は今回の大幅マイナーチェンジモデルにも生かされています。

 ラインナップは先出の通りHEVのNX 350hとPHEVのNX 450h+を用意します。グレードはそれぞれ「プレミアム」「プレミアム+」「F SPORT」「ラグジュアリー」の4種類を設定しました。

 NX 350hのプレミアムとプレミアム+はAWDとFWDを選べますが、F SPORTとラグジュアリーはAWDのみとなります。NX 450h+は全グレードがAWDです。価格などの詳細は、発売日が近づいた段階で案内される予定です。

レクサス新型「NX」米で発表!
レクサス新型「NX」米で発表!

 パワートレインは、ハイブリッドシステムを刷新し、トランスアクスルとモーター、PCU(パワーコントロールユニット)を一体化した新設計のe-Axleを採用しました。小型軽量で低重心化に貢献し、SiC(炭化ケイ素)パワー半導体によって効率も高めています。

 NX 350hのシステム最高出力は暫定値で244hpとなり、2026年モデルより4hp向上しました。NX 450h+はシステム最高出力を2026年モデルの304hpから、暫定で324hpに高まりました。

 バッテリーは出力と容量がともに8%増え、メーカー推定のEV航続距離は、2026年モデルのEPA推定37マイルから複合で45マイル(約72km)に伸びています。公式のEPA評価は、発売が近づいた段階で公開される予定です。

 PHEVにはDC急速充電機能と、北米NACS方式の充電ポートが標準で備わります。メーカー推定では、240VのAC充電で10%から100%まで最短2.5時間、50kWのDC充電で10%から80%まで35分です。

 走りの土台となるボディも見直されました。新しいフロアクロスメンバーやトンネルリッジの補強で剛性を高め、静粛性対策によってキャビン内のエンジンノイズは2026年モデル比で20%低減しています。

 アダプティブ・バリアブル・サスペンション(AVS)を持たないグレードには、微低速バルブ付きのショックアブソーバーを新たに採用しました。

 ステアリングホイールの直径は0.4インチ小さい14.2インチとなり、全グレードで可変ステアリングレシオのバリアブルラックギアを備えます。開発はトヨタテクニカルセンター下山とドイツのニュルブルクリンクで行われました。

 外観は、デザインテーマ「Vital Tech」をさらに磨き上げています。ヘッドランプやコーナリングランプをグリルに統合し、メッシュグリルは空力と冷却の性能を高めました。ドアミラーとモールディングは、クローム仕上げから主にブラックのアクセントに改められています。

 ヘッドランプはウインカーとDRL(デイタイムランニングライト)をデュアルラインのシグネチャーにまとめ、リアコンビネーションランプにはレクサス初の「ダブルLシグネチャー」を採用しました。

 ボディカラーは新色3色を含む全9色で、「シェイデッド・アイビー」とF SPORT専用の「インコグニート」が加わり、「アドミックシルバー」が「イリジウム」に置き換えられています。

 室内では、14インチのタッチスクリーンと12.3インチのマルチインフォメーションディスプレイを備える最新の「Lexus Interface」を全グレードに標準装備します。ドライブレコーダーを内蔵し、遠隔アップデートにも対応します。

 ラグジュアリーとF SPORTに標準の「センサリーコンシェルジュ」は、照明、オーディオ、エアコン、シート温度、香りを連動させる機能です。モードは「INSPIRE」「RADIANCE」「REVITALIZE」の3種類、香りは「Shinmei」「Seiyo」「Hanya」から選べます。ラグジュアリーには17スピーカー、1800Wの「Mark Levinson PurePlay」サラウンドサウンドシステムを搭載し、F SPORTではオプションです。

 安全面では、先進安全装備「Lexus Safety System+ 4.0」を全グレードに標準で搭載します。歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティは、クルマ、歩行者、自転車運転者、オートバイを検知します。リスク回避緊急ステアリングアシスト、交差点右左折支援、全車速追従機能付レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト、プロアクティブドライビングアシストなども含まれます。

 生産は、NX 350hがカナダのToyota Motor Manufacturing Canadaと日本のトヨタ自動車九州、NX 450h+がトヨタ自動車九州で行われます。全車電動化という節目を迎えたNXが、出力や航続距離、快適装備をどこまで高めたのか、正式な詳細の公開が待たれます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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