「軽」よりちょっと大きい「新型“6速MT”コンパクトカー」に注目! 全長3.6mの“丸目”ボディに「65馬力」エンジン搭載! 燃費もいいフィアット「500ハイブリッド」英国で新展開
フィアットは2026年10月19日、英国で展開する新型コンパクトカー「500ハイブリッド」の発売を記念し、ドライバーに似合うボディカラーを提案する新たな企画を発表しました。改めて注目される500ハイブリッドとは、どのようなクルマなのでしょうか。
右ハンドルもある6速MTコンパクトカー!
フィアットの英国法人は2026年10月19日、新型コンパクトカー「500ハイブリッド(500 Hybrid)」の発売を記念した、新たなカラー診断企画を発表しました。
今回発表されたのは、ファッション業界などで用いられるカラー分析の手法を使い、ドライバー自身の特徴に合ったクルマのボディカラーを提案するというユニークな取り組みです。英国のフィアット公式Instagramを通じて応募した人の中から20人を選び、無料のオンラインカラー診断を提供します。
診断では、肌や髪、目の色などをもとに、似合う色の傾向を「ライト」「ディープ」「ウォーム」「クール」「クリア」「ソフト」の6タイプに分類。約1時間のオンライン診断を通じて、個人に合うカラーパレットや、500ハイブリッドのおすすめボディカラーを紹介するというものです。
フィアットは2023年にグレーのクルマの生産を取りやめる方針を打ち出すなど、ブランドとして色彩の豊かさを重視してきました。500ハイブリッドにも、鮮やかな「イエローゴールド」や「オーシャングリーン」、上品な「ローズゴールド」「セレスティアルブルー」など、多彩なボディカラーが用意されています。
今回の企画に合わせて実施された英国の成人2000人を対象とした調査では、60%がクルマの購入時にボディカラーを重要視していると回答。また、51%が愛車は自分自身を表現するものだと考えていることも分かりました。
そんなカラーへのこだわりをアピールする500ハイブリッドですが、車両そのものにも注目したい特徴があります。
500は、1957年に登場した小型車「ヌォーヴァ500」をルーツとするフィアットの代表的なモデルです。丸みを帯びた愛らしいデザインやコンパクトなボディで知られ、日本でも長年親しまれてきました。
新しい500ハイブリッドは、電気自動車(BEV)の「500e」と共通する現代的なスタイリングを取り入れながら、ガソリンエンジンと電動アシストを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用したモデルです。
外観は、丸いヘッドライトやコンパクトなフロントマスク、短い前後のオーバーハングなど、500らしいデザインを継承。滑らかなボディラインと最新の灯火類を組み合わせ、レトロな雰囲気と現代的な印象を両立させています。
ボディサイズは全長3631mm×全幅1684mm×全高1532mm、ホイールベース2322mm。日本の軽自動車の規格上限と比べると、全長は236mm長く、全幅は209mm広いサイズです。
全長3.6m級というコンパクトなボディは、狭い道路や駐車場が多い都市部でも扱いやすそうです。乗車定員は4人で、英国ではハッチバックと、開放感を楽しめるカブリオレの2種類のボディタイプを展開しています。
インテリアは、ボディカラーとコーディネートされたダッシュボードや丸みを帯びたデザインが特徴です。英国仕様の「アイコン」グレードには7インチのデジタルメーターや10.25インチのタッチディスプレイを採用し、Apple CarPlayとAndroid Autoのワイヤレス接続にも対応しています。

パワートレインには、最高出力65馬力を発揮する1リッター直列3気筒ガソリンエンジンを搭載。12Vのリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様で、駆動方式はFF(前輪駆動)です。
そして注目なのが、トランスミッションに6速MTを採用していることです。小型車でもATを採用するモデルが増えるなか、ドライバー自身がギアを選んで走る楽しさを味わえる構成となっています。
英国公表値では、ハッチバックの0-100km/h加速は16.2秒、最高速度は約155km/h。燃費はWLTP複合モードで約18.8km/Lです。突出した加速性能を追求するのではなく、コンパクトなボディとMTを生かし、日常の運転を楽しめるキャラクターに仕上げられています。
生産はイタリア・トリノのミラフィオリ工場で行われています。英国では2026年6月に受注を開始しており、右ハンドル仕様も設定。価格は1万8995ポンド(約399万円 ※2026年10月中旬時点の為替レート換算)からとなっています。
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今回のカラー診断企画は英国市場向けの取り組みで、車両の仕様変更や新グレードの追加を伴うものではありません。
なお、2026年10月時点で、500ハイブリッドの日本への正式導入は発表されていません。
コンパクトで愛らしいデザインに、65馬力のマイルドハイブリッドエンジンと6速MTを組み合わせた500ハイブリッド。右ハンドル仕様も存在するだけに、今後の日本展開にも注目したいところです。
Writer: くるまのニュース編集部
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