新型「“4WD”スポーツセダン」発売! 日産「スカイライン」より“ちょっと大きい”全長4.9m級サイズ! 超パワフルな「V6ターボ」搭載の“高性能モデル” アウディ「RS5」登場

アウディジャパンは2026年10月20日、高性能スポーツセダン新型「RS5」を発売しました。どのようなクルマなのでしょうか。

驚異スペックのハイパフォーマンスセダン発売

 アウディジャパンは2026年10月20日、新型高性能スポーツセダン「RS5」を全国のアウディ正規ディーラーで発売しました。

 新型RS5は、アウディのミドルサイズモデル「A5」をベースに、高性能モデルの開発を手がける「Audi Sport(アウディ スポーツ)」が走行性能を徹底的に高めた一台です。

 2026年9月29日に日本導入が発表され、予約受付が始まっていましたが、今回ついに正式な販売がスタートしました。

 最大の特徴は、Audi Sportが手がける「RSモデル」として初めて、プラグインハイブリッド(PHEV)システムを採用したことです。

 これまでのRSモデルが持つ圧倒的な走行性能に、電気モーターによる力強い加速と日常での使いやすさを組み合わせています。

 ボディサイズは全長4895mm×全幅1950mm×全高1445mm、ホイールベース2905mmで、乗車定員は5人です。

 国産スポーツセダンの代表格である日産「スカイライン 400R」(全長4810mm×全幅1820mm×全高1440mm)と比較すると、RS5の方が全長は85mm長く、全幅は130mmもワイド。一方、全高はわずか5mm高いだけで、ワイド&ローなプロポーションとなっています。

 全幅は約2mに迫る大きさで、一般的なスポーツセダンとはひと味違う迫力あるスタイリングが特徴です。

 エクステリアには、1980年代に活躍したアウディの名車「初代クワトロ」を思わせるデザインを採用しました。

 ベースとなるA5シリーズから前後のフェンダーを左右それぞれ45mmずつ拡幅し、大きく張り出したブリスターフェンダーによって力強い印象を与えています。

 フロントにはハニカム構造の大型シングルフレームグリルと、ダークカラーのマトリクスLEDヘッドライトを採用。リアには縦型フィンを備えたディフューザーや、大きな楕円形のエキゾーストパイプを組み合わせ、高性能モデルらしいスポーティなデザインに仕上げました。

スポーティな新型「”高性能”セダン」!
スポーティな新型「”高性能”セダン」!

 そして、迫力ある外観に負けないのがパワートレインです。搭載するのは、2.9リッターV型6気筒ツインターボエンジンと、高出力の電気モーターを組み合わせたPHEV(プラグインハイブリッド)システムです。

 エンジン単体で最高出力510馬力・最大トルク600Nmを発揮し、電気モーターも最高出力177馬力・最大トルク460Nmを発生。システム全体では最高出力639馬力・最大トルク825Nmという強烈なスペックを実現しています。

 このパワーにより、0-100km/h加速はわずか3.6秒を達成。最高速度は通常270km/hに制限されていますが、オプションの装着によって285km/hまで引き上げられます。

 トランスミッションは8速ティプトロニックATで、駆動方式にはアウディ伝統の四輪駆動システム「quattro(クワトロ)」を採用しています。

 新たな4WDシステムには、プリロード付きセンターディファレンシャルを採用。さらにリアには、市販車として世界初となる「エレクトロメカニカルトルクベクタリング」を搭載しました。

 このシステムは、左右の後輪に伝える駆動力を瞬時に調整し、最大2000Nmのトルク差を発生させるものです。わずか15ミリ秒で反応することで、コーナリング時の安定性と旋回性能を高め、ドライバーの意図に忠実な走りを実現するといいます。

 さらに、新開発のRSスポーツサスペンションを標準装備。路面状況に応じてショックアブソーバーの減衰力を調整することで、スポーツ走行時の安定性と日常での乗り心地を両立しています。

 一方、PHEVならではの実用性も備えています。

 搭載するリチウムイオンバッテリーの総電力量は25.9kWhで、EV走行換算距離は85km。エンジンを始動せず、モーターだけで走行することも可能で、EVモードでの最高速度は140km/hに達します。

 日常の買い物や通勤では静かな電動走行を楽しみ、休日にはエンジンとモーターを組み合わせた本格的なスポーツ走行を楽しめるなど、幅広い使い方に対応しています。

 なお、充電は普通充電のみに対応しており、標準で3kWの充電ケーブルを装備。別売りの充電器を利用すれば最大8kWでの充電も可能です。

 インテリアには、ハニカム状のキルティング加工を施した専用Sスポーツシートを採用。標準仕様では再生ポリエステルなどを使用したレザーフリー素材を採用し、オプションでファインナッパレザーも選択できます。

 運転席には11.9インチのデジタルメーターを配置し、RS専用のグラフィックを表示。Gフォースやラップタイムなど、スポーツ走行時に役立つ情報も確認できます。

 また、専用のRSステアリングホイールには、走行モードを切り替えるスイッチを装備。ドライバーが手元で走行特性を変更できるなど、操作性にも配慮されています。

 高性能スポーツセダンでありながら、5人乗りの室内空間や331リットルのトランク容量を確保していることも特徴です。

※ ※ ※

 新型RS5の価格(消費税込)は1550万円です。

 発売を記念した特別展示も行われており、2026年10月20日から11月4日まで、東京都中央区の「Audi City 日本橋」で実車が公開されています。

 639馬力の圧倒的なパワーとPHEVならではの利便性を組み合わせた新型RS5。スポーツセダンの快適性を維持しながら、スポーツカー顔負けの走行性能を実現した高性能モデルとして注目されます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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