トヨタ「アルファード」「ハイエース」サイズのオシャレな伊製バン!? 2027年日本導入予定のフィアット「スクード」に注目!
フィアットの商用車部門である「フィアット プロフェッショナル」が2027年に国内導入を予定しているミッドサイズLCV(小型商用車)「SCUDO(スクード)」とはどのようなモデルなのでしょうか。
「アルファード」や「ハイエース」に近しいボディサイズ
イタリアンブランドとして知られるフィアットは、コンパクトな「500」や「600」、スライドドアを備えるミニバン「ドブロ」などを展開しています。
その商用車部門である「フィアット プロフェッショナル」が、2026年5月14日から16日に開催された「ジャパントラックショー2026」に初出展し、ミッドサイズLCV(小型商用車)「SCUDO(スクード)」の発売を発表しました。
国内への導入は2027年を予定しているとのことですが、どのような特徴を備えているのでしょうか。
フィアット プロフェッショナルは、大型の商用バン「DUCATO(デュカト)」をすでに一部の日本の販売店で扱っていますが、最もコンパクトなモデルでも全幅2100mm、全長5410mmあり、最長のモデルでは全長が5995mmに達します。そのため、多くはキャンピングカーのベースとして選ばれているそうです。
これに対してスクードの標準ボディは、全長4980mm×全幅1920mm×全高1900mm程度とされています。ロングボディでも全長5330mm、ハイルーフ仕様の全高は1940mmという大きさです。
標準ボディは現行型のトヨタ「アルファード」に、ロングボディは同じくトヨタ「ハイエース」のスーパーロング・ワイドボディに近く、国内でも比較的扱いやすいサイズといえるでしょう。

本国のパワートレインは、1.5リッターと2.2リッターのディーゼルエンジンです。2.2リッターには150psと180psの2種類が設定されています。組み合わせるトランスミッションは、1.5リッターが6速MTのみ、150psの2.2リッターが6速MTと8速AT、180psの2.2リッターが8速ATのみとなっています。
本国には「e-スクード」と呼ばれるBEV(電気自動車)も用意されていますが、日本とは充電規格が異なるため、導入のハードルは高いといえるでしょう。
ジャパントラックショーの会場に展示されたのは、2列シートで前席と荷室の間に仕切りを備えるタイプでした。本国のラインナップには、前後の仕切りがないタイプや、3列9人乗りで人員輸送に向くミニバンタイプも存在します。日本ではどの仕様がベストなのか、フィアット プロフェッショナルが現在検討しているとのことです。
商用モデルは薄利多売が基本とはいえ、輸入車である以上、国産の同種のモデルより価格が高くなるのは間違いないでしょう。本国にある仕様をすべて導入するのも難しいという事情がありそうです。
それでも、イタリア車らしいデザイン性の高さや乗り味は、国産モデルとは一線を画すはずです。価格しだいでは、国産車では物足りないと感じてきた人の有力な選択肢になる可能性があるでしょう。日本導入の続報に注目したいところです。
Writer: くるまのニュース編集部
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