日産「“軽”シルビア」がスゴイ! ド派手な“ギラギラ”塗装&「S15顔」採用のFRスポーツ! ボロボロから奇跡の復活遂げた仰天カスタム「チルビア」とは!
注目のカスタムカーが集まる「東京オートサロン2027」が近づいています。過去にもさまざまなカスタムカーが話題を集めましたが、上野美装が製作したカスタムカー「チルビア」は、軽自動車をシルビア風に仕立てたモデルとして注目された1台です。どのようなクルマなのでしょうか。
ボロボロの軽が「シルビア」に変身?
開幕が近づく「東京オートサロン2027」は、2027年1月に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されます。1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタートし、今回で45回目。これまでも会場では、数多くのカスタムカーが披露されてきました。
一方、オートサロン以外の場で公開されたカスタムカーもあります。そのひとつが、スズキの軽オープンカー「カプチーノ」をベースに、日産「シルビア」をモチーフとした「チルビア」です。
チルビアは、床がほぼ抜けた状態の車両から、約3か月で完成させたといいます。
製作したのは、アンダーコート、レストア用水性防水材の販売を手掛ける有限会社上野美装です。同社は2024年8月に公式SNSでチルビアの完成を公開し、同年9月開催の「クリーン カルチャー インジャパン 2024(Clean Culture in Japan 2024)」で初の実車展示を行うと発表していました。
会場は、千葉県長生郡長柄町のロングウッドステーション。このイベントは全米50か所以上を巡るツアー形式のカーショーで、2023年からは日本でも開催されるようになりました。
チルビアのボディはギラギラとしたグリーンで塗装され、シルビアの灯火類が移植されています。製作には、同社が扱う水性防水コート剤「リブロック(ReBlock)」などが用いられました。リブロックは水やサビ、塩害から守る防水塗料で、レストアにも使用できるといいます。

ベース車のカプチーノは、1991年に登場した2人乗りのFR(後輪駆動)軽オープンスポーツです。
初期型は軽ホットハッチ「アルトワークス」用の660cc直列3気筒DOHCインタークーラー付きターボエンジンを縦置きに搭載し、最高出力64PS・最大トルク約85Nmを発揮しました。1995年には、エンジンが「K6A型」に変更されています。
スタイルはロングノーズ・ショートデッキで、前後重量配分はフロント51対リア49。3分割式のルーフにより、ハードトップ、Tバールーフ、タルガトップ、フルオープンの4つのスタイルを楽しめます。
担当者によると、製作のきっかけは、リブロックを幅広い世代に知ってもらおうと、カプチーノで何かできないかと考えたことでした。カプチーノのライトラインから、ドリフト走行で人気のS15型シルビアになるとひらめいたといいます。
ベース車は塩害でかなり傷み、ボロボロの状態でした。そこでフレームを再生し、床はメッシュとリブロックの防水でつくり直しています。
ブリスターフェンダーのライン出しには苦労したものの、そのほかの部分はリブロック工法で手早く施工できたそうです。
担当者がこだわったのは、ホイールとボディのザラザラした模様です。
模様はローラーで付け、上塗りは吹き付けで施工。ラメやフレークを超えるギラギラ感を、ローラーで出せるといいます。また、塗装が割れていた中古のエアロパーツは、リブロックの厚い塗膜が補強となり、かなり強い部品に仕上がったそうです。
完成後の周囲の反応について、担当者は「色が入る前はいぶかっていた周りの方々も、仕上がっていざ見てみるとこれアリかもしれないという良い反応でした」と振り返っています。
投稿を見たユーザーからも、「かわいい」「なんじゃこりゃ」「絶対目立てる」などの声が寄せられていました。
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担当者は2024年8月の時点で、「東京オートサロンに出せたらと考えてます。他にも2台カプチーノがあるので3部作になる予定です」と話していました。
同年11月末には、第2弾としてFD3S型のマツダ「RX-7(アールエックス セブン)」風に仕立てた「エフディーノ」の完成を公開。チルビアは、このシリーズの第1弾にあたる1台です。































