新車197万円! トヨタ「“新”プロボックス」に大注目! 無塗装パネル&手巻きウインドウでも十分です! 「リッター17km以上」走る低燃費も魅力な「実用・高コスパ仕様」Gとは
トヨタは2026年9月4日、商用バン「プロボックス」の一部改良モデルを発表し、同日に販売を開始しました。なかでもエントリーモデルにあたるガソリンモデルの「G」グレードは、機能をシンプルにまとめて低価格を実現しています。
一部改良されたプロボックスのエントリーモデル「G」
トヨタは2026年9月4日、商用バン「プロボックス」の一部改良モデルを発売しました。
2002年の登場以来、プロボックスはビジネスシーンを支える実用車として長く活躍してきました。コンパクトなボディに十分な荷室を確保し、荷物を効率よく運べる積載性を備えていることに加え、日々の業務で使い続けられる耐久性の高さも魅力です。
このうち、約197万円で購入できる最新の最安モデルとは、一体どういった装備になっているのでしょうか。
プロボックスは、2002年の登場から現在まで一度もフルモデルチェンジは実施されていませんが、時代に合わせた改良は継続的に行われています。
2014年9月にはプラットフォームの刷新まで及ぶ、大規模なマイナーチェンジが実施されたほか、2018年にはハイブリッド仕様を追加。
さらに先進安全運転支援システム「トヨタセーフティセンス」の搭載やレーダークルーズコントロールの装備など、商用車としての基本性能を維持しながら進化を続けてきました。
そして、2026年9月の一部改良で行われたのが通信関連装備の充実です。
今回の改良では、全グレードにDCM(専用通信機)が標準装備され、「T-Connect」の各種サービスを利用できるようになりました。
事故や突然の体調不良などが起きた場合には、エアバッグの作動と連動して「ヘルプネット」がオペレーターへ自動接続します。
あおり運転などのトラブルに巻き込まれた場合も、状況に応じた警察への通報をサポートしてくれます。
また、車両の警告灯が点灯した場合には、スマートフォンアプリ「My TOYOTA+」を通じて「eケア」を利用可能になりました。
コールセンターへ相談することで、状況に応じた対処方法についてアドバイスを受けられるシステムです。
さらに「マイカーサーチ」も利用可能となり、離れた場所から車両のドアロックやハザードランプの状態を確認できるほか、ドアロックなどの操作を忘れた際にはアプリやメールを通じて知らせてもらえます。
ボディサイズは一部改良で変化はなく、全長4245mm×全幅1690mm×全高1525mm。小型貨物自動車に分類される4ナンバーサイズに収まっています。全高を抑えたボディは、都市部での取り回しにも適した設計です。
パワートレインは1.5リッターガソリン車と1.5リッターハイブリッド車の2タイプが設定されています。

バリエーションは、ガソリンモデルは「G」と「F」、ハイブリッドモデルには「GX」「GL」「F」が用意され、用途や予算に応じて選択できるラインアップです。
その中で、ガソリン車のGグレードは最も安価なエントリーグレードにあたります。商用車に求められる最低限の機能に重点を置き、購入しやすい価格を実現した最安グレードです。
パワートレインは先出の通り、ベーシックな1.5リッターの直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。十分な動力性能を確保しながら、商用車として重要な耐久性にも配慮されています。
燃費は17.3km/L(WLTCモード)を実現しており、日々の業務で走行距離が伸びやすいユーザーには大きな魅力でしょう。
エクステリアも非常にシンプルな仕上がりで、ドアノブやドアミラーなどには未塗装の素地パーツを採用。ドアサッシもブラック処理がされていません(ボディ同色)。
ホイールは全車でスチールホイールですが、Gではホイールキャップが省かれています。
見た目の華やかさよりも、仕事で気兼ねなく使える実用性を重視した仕様となっています。
室内についても仕事での使い勝手を優先した装備が中心です。メッキやシルバーの加飾などは省略しています。
前席にはパワーウインドウを備える一方、後席は手回し式のウインドウを装備。リアシートは荷室を広く使える一体可倒式のビニールシートを採用し、ヘッドレストは装着されていません。
人を乗せるのは最小限とし、荷物を効率よく積載できることを重きに置いています。
いっぽう、最安グレードながら安全装備が充実している点にも注目です。
エントリーグレードのGにも最新のトヨタセーフティセンスが標準装備されています。衝突回避支援や車線維持支援、自動ハイビームや運転状況の先読みアシストを行う「プロアクティブドライビングアシスト」も備わり、毎日の業務における安全運転をサポートします。
プロボックスGの販売価格(消費税込)は196万5700円。プロボックスでは唯一200万円を切る設定で、近年の新車価格高騰を考慮すると、非常に手頃な価格といえます。
コストを削減したいビジネスにおいては、これ以上ない最善の選択肢となるでしょう。
Writer: TARA
トヨタ自動車のある愛知県在住。学生時代にクルマやバイクに魅了される。大手オイルメーカーに就職し、自らもモータースポーツに参戦開始。その後は鈴鹿サーキットで勤務しつつ、カートレースやバイクレースを経験。エンジンやサスペンション、タイヤや空力などの本格的な知識を得る。現在はプライベートでさまざまなクルマやバイクに触れながら、兼業ライターとして執筆活動に勤しむ。現在の愛車はトヨタ ヴォクシー/ホンダ N-BOX。



























































