新車518万円! トヨタ「“一番安い”クラウン」に大注目! 最新「2.5リッターハイブリッド」でリッター「23km以上」走る! 安っぽさゼロの“エントリー仕様”「クロスオーバーG」が魅力的
2026年9月3日、トヨタは「クラウンクロスオーバー」の一部改良を発表しました。このうち、最も安価となるグレードはどのような中身なのでしょうか。
クラウンシリーズ“最安”の「クロスオーバーG」に注目
2026年9月3日、トヨタは「クラウン」シリーズのミドルサイズSUV「クラウンクロスオーバー」に一部改良を施し、同日に発売しました。
そして、用意されるグレードの中で最も安価な価格に設定されている「G」にも注目が集まっています。
4タイプがラインナップされクラウンシリーズの中でも最も安価となるGは、どのようなモデルなのでしょうか。
1955年に日本初の純国産車として初代が登場して以来、トヨタを代表する高級車として長い歴史を歩んできたクラウン。時代の変化やユーザーのニーズを取り入れながら進化を重ね、日本における高級車の象徴的な存在として知られてきました。
2022年に登場した16代目では、クラウンの位置づけそのものが大きく変化しました。
これまでのようにセダンを中心とした単一モデルではなく、異なる個性を持つ4つのモデルを展開するシリーズ構成へと生まれ変わったのです。
ラインアップされたのは、「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」「クラウンセダン」「クラウンエステート」の4モデル。それぞれ異なるボディやキャラクターをまとい、幅広いユーザーの用途やライフスタイルに応える構成となっています。
そのなかで、16代目の第一弾としてデビューしたのがクラウンクロスオーバーです。
クラウンクロスオーバーは、セダンが持つ上質な乗り味とSUVならではの使い勝手を融合させたモデルです。
従来のクラウンとは全く異なるスタイルを採用し、新しい時代の高級車を提案する存在といえます。
市街地での扱いやすさに加え、高速道路などを利用したロングドライブにも対応できる快適性を備えています。
ボディサイズは、全長4930mm×全幅1840mm×全高1540mm、ホイールベースは2850mmです。堂々とした存在感は感じられますが、SUVとしては比較的低い全高に抑えられており、街中での扱いやすさも意識した仕上がりとなっています。
グレードは高性能2.4リッターターボのハイブリッドを搭載する「RS」、ベーシックな2.5リッターハイブリッドの「Z」「G」の3種類での構成です。
今回の一部改良では、より洗練されたリアデザインへの刷新や、2.5リッターハイブリッド車のシステムを刷新し、燃費と走行性能の向上などを図っています。

ラインナップのうち、Gはベーシックなポジションで、4タイプある現行クラウンシリーズの中でも最も安価な価格設定のグレードとなっています。
しかし、Gは価格だけを抑えた廉価グレードというわけではありません。クラウンらしい上質感や基本設計はしっかり受け継がれており、日常使いを中心に考えるユーザーにとっては魅力的な選択肢となっています。
エクステリアでは、先進的な印象を与えるフルLEDランプを採用。ヘッドライトは上級モデルと違い、精悍な4眼ではありませんが、引き締まった表情を演出しています。
足元には19インチアルミホイールを装着し、225/55R19サイズのタイヤを組み合わせています。
上級モデルでは21インチとかなりの大きさとなるものの、Gの19インチも非常に大径で、手頃ながらも存在感に加えてSUVらしい安定感を感じさせます。
ボディカラーは豊富な11色から選択可能。マッシブグレーメタリックやブラックといった定番系カラーに加え、プレシャスシルバーやプレシャスホワイトパールなども設定されています。
さらに最安グレードながらも選択肢は限られておらず、ツートンカラーも用意されており、好みのイメージに合わせて個性を演出できる点も魅力です。
インテリアはブラックを基調としたシンプルな仕上がりで、クラウンに求められる上質感を感じさせる空間にまとめられています。
シートは上級モデルでは本革となりますが、Gではファブリックと合成皮革を組み合わせた素材が採用され、肌触りや座り心地に配慮しつつ、コストの削減と日常的な使用に適した実用性も考えられています。
運転席にもクラウンらしい装備が盛り込まれており、本革巻きステアリングホイールをはじめ、上級モデルと引けを取らない12.3インチTFTカラーメーターやマルチインフォメーションディスプレイを標準装備。
必要な情報を見やすく表示しながら、操作性にも配慮されています。
安全面では、トヨタ最新の先進安全運転支援システム「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」を標準搭載。衝突回避をサポートする機能や車線維持を支援する機能など、日常のさまざまなシーンでドライバーを支える装備が用意されています。
さらに「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」や「アドバンストパーク(リモート機能付)」なども設定されており、高速道路での渋滞時や駐車時にドライバーの負担を抑えらる機能が搭載されています。
パワーユニットには先出の通り、2.5リッターの最新第5世代のハイブリッドシステムを採用。システム最高出力は従来の234psから239psに向上しており、最新のハイブリッドの進化をGグレードでも享受できます。
燃費性能は全グレード中、Gが最良です。WLTCモードは23.1km/Lを実現。日常使用するうえで経済性にも優れたグレードといえるでしょう。
クラウンクロスオーバー Gの販売価格(消費税込)は517万9900円。クラウンシリーズのなかでは最もリーズナブルな価格帯に設定されていますが、内容を考えると、エントリーモデルというポジション以上に納得感のあるものとなっています。
Writer: TARA
トヨタ自動車のある愛知県在住。学生時代にクルマやバイクに魅了される。大手オイルメーカーに就職し、自らもモータースポーツに参戦開始。その後は鈴鹿サーキットで勤務しつつ、カートレースやバイクレースを経験。エンジンやサスペンション、タイヤや空力などの本格的な知識を得る。現在はプライベートでさまざまなクルマやバイクに触れながら、兼業ライターとして執筆活動に勤しむ。現在の愛車はトヨタ ヴォクシー/ホンダ N-BOX。
























































