新車212万円! スズキ新型「軽ワゴン」発表! キリッと精悍な“スッキリ顔”に名車モチーフの「旧車デザイン」採用! 軽快な走りと“乗り心地”を両立した「“新型”eスカイ」とは
2026年10月6日、スズキは同社初の軽乗用EV(電気自動車)「e SKY(イースカイ)」を11月16日より発売すると発表しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
スズキ初の軽乗用EV「e SKY(イースカイ)」が正式発表!
スズキは2026年10月6日、同社初の軽乗用EV(電気自動車)「e SKY(イースカイ)」を11月16日より発売すると発表しました。
8月24日に先行公開された情報に価格やグレード構成といった詳細が加わり、ますます注目度が高まっています。
2023年と2025年のジャパンモビリティショーで披露されたコンセプトモデルをベースに開発されており、満を持しての市販化といえるでしょう。
e SKYの開発コンセプトは「Easy to Switch!」です。
今乗っている軽自動車から違和感なく乗り換えられることを狙い、「EVである前に、軽自動車」という考え方でつくり込まれています。
e SKYのグレードは「A(受注生産)」、「G」、「X」の3種類です。
受注生産のAは最も手頃なエントリーモデルで、違いは装備仕様のみとなっています。
バッテリー容量や航続距離は全グレード共通です。
いずれも前輪駆動で、国のCEV補助金として56万8000円(2026年12月31日届出分まで)を受けられます。
中間グレードのGおよび最上級のXには急速充電機能が備わり、さらにXには14インチアルミホイールや10.1インチのディスプレイオーディオが標準装備されるなど、装備の充実度を重視するユーザー向けの設定になっています。

ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1625mm、ホイールベースは2460mm。車両重量は1010〜1030kgに収まり、乗車定員は4名です。
床下には26kWhのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載し、モーターは最高出力47kW・最大トルク133Nmを発揮します。
スズキが長年大切にしてきた「小・少・軽・短・美」の考え方のもと、モーター、インバーター、ギヤを一体化した小型軽量の「eAxle(イーアクスル:一体型駆動ユニット)」を採用しました。
ボディ形状やアンダーフロアまで作り込んで空力性能を高め、バッテリーを車体の一部として活用することで、軽自動車トップレベルの空気抵抗低減を目指しています。
生産は国内の湖西工場を予定しており、純国産EVというのも安心材料です。
交流電力量消費率はWLTCモードで97Wh/km、一充電走行距離は310kmと、軽EVとしてはトップクラスの数字です。
既存の軽EVである日産「サクラ」の180kmを大きく上回り、通勤や買い物に加え、少し遠回りの寄り道や週末のドライブまで無理なくカバーします。
急速充電なら5分で約50km分の走行が可能とされ、短い休憩でも走行距離をしっかり稼げる点は心強いところです。
走りはガソリン車の乗りやすさを残しながらEVらしい滑らかさを両立。
アクセルをそっと踏めば穏やかに、深く踏めば力強く加速します。
風切り音やロードノイズは抑えつつ、速度感に必要な音はあえて残す設計です。
専用プラットフォーム「HEARTECT-e」による低重心化に加え、ボディ剛性の強化と車重に余裕を持たせた専用タイヤ(165/65R14)の設定で、乗り心地と操縦安定性も確保しています。
最小回転半径は4.4mと軽乗用車でもトップクラスの小回り性能を誇ります。
装備面では、スズキの国内向け軽自動車として初めて10.1インチのディスプレイオーディオを採用。
アプリ方式の「つながるナビ」が、電池残量に応じたルート案内や充電スタンドへの立ち寄りを提案してくれます。
アクセル操作だけで加減速できるイージードライブペダルに加え、暖房による航続距離の低下を抑えるダイレクトヒートポンプと空気加熱電気ヒーターも搭載。
信号や渋滞の多い市街地でも、運転の負担を減らせる仕様です。
デザイン面では、かつての「スズライト」を思わせる弓なりのショルダーラインが特徴的です。
アッパーグリルのないフロントは、穏やかで親しみやすい表情に仕上がりました。
前後のランプにはデジタル数字風のグラフィックを採用し、水平垂直を基調としたホイールとあわせて先進感を演出しています。
新色「イマージョンブルー」は、ハイライト部分がミントグリーンに変化する個性派のカラーです。
室内は、インパネからドアトリムへ連なるラウンドフォルムで乗員を包み込むような空間に仕上がっています。
ワイドなディスプレイパネルとターコイズブルーのメーターグラフィックが、EVらしい先進性を際立たせます。
新開発のグレー内装も加わり、乗り込んだ瞬間に気持ちが切り替わる心地よさです。
e SKYの販売価格(消費税込)はAが212万円、Gが239万円、Xが279万円です。
補助金を活用すれば実質負担を抑えられるため、軽EV市場の新たな有力候補となるクルマでしょう。
Writer: TARA
トヨタ自動車のある愛知県在住。学生時代にクルマやバイクに魅了される。大手オイルメーカーに就職し、自らもモータースポーツに参戦開始。その後は鈴鹿サーキットで勤務しつつ、カートレースやバイクレースを経験。エンジンやサスペンション、タイヤや空力などの本格的な知識を得る。現在はプライベートでさまざまなクルマやバイクに触れながら、兼業ライターとして執筆活動に勤しむ。現在の愛車はトヨタ ヴォクシー/ホンダ N-BOX。


































































































