神奈川の「すごい4車線道路」11月に開通! 高速が便利になる「山ブチ抜きトンネル」実現で「第三の東名」もスムーズに? 厚木
神奈川県厚木市の都市計画道路「厚木環状3号線」が、11月28日に開通を迎えます。一体どのような道路で、開通すればどう便利になるのでしょうか。
4車線の厚木市街外周ルートが延伸開通
神奈川県厚木市が整備している都市計画道路「厚木環状3号線」が、11月28日に開通を迎えます。
一体どのような道路で、開通すればどう便利になるのでしょうか。
厚木環状3号線は、厚木市長谷から棚沢までをつなぐ、全長7850mの都市計画道路です。厚木市街の西側をぐるりと円周状につなぐ道路で、直通する「酒井長谷線」などとともに、同市の中心部をスルーする環状ルートを構成しています。
南側では小田原厚木道路の厚木西IC方面へのアクセスを担うほか、北側では新東名に並行する形で整備が進んでいるバイパス道路「厚木秦野道路」にも接続。将来的には「厚木北IC」へ直結して、市外各方面へ移動しやすくなります。
現在すでに開通済みなのは、厚木西IC方面から直通し、毛利台の住宅地を抜けて愛名地区まで到達する約1.6kmの区間です。ここまで全て4車線で完成済みで、新たな南北軸を担う立派な広い道路となっています。
終端部では神奈川県道63号相模原大磯線に接続し、厚木市の北部方面へ抜けることができますが、生活道路の狭い道路事情もあり、各所で混雑が目立っています。

今回開通するのは、その先さらに山側に延伸し、「下古沢トンネル」で山を抜け、下古沢地区まで到達する約1.7kmです。道路幅員は22mで、終端部の暫定取り付け部などをのぞいて4車線で整備されます。道路の両側に歩道と自転車レーンが整備され、各利用者ごとに個別の安全確保が図られています。
これまで狭隘な道路しかなかった下古沢地区にとっては市内移動の利便性が飛躍的に向上するほか、厚木市内のネットワークとしても、狭い相模原大磯線のバイパスルートとしての機能がさらに強化されることになります。
さらに、新工区の西側にある開発エリア「森の里東土地区画整理事業施行地区」へのアクセスも担います。接続ルートにある「森の里東トンネル」は完成後、長期間にわたって通行止めの措置が取られていましたが、今回の開通によって、いよいよその役目を発揮し始めることになります。
下古沢トンネルは2021年度に完成しており、残る地上部分の整備が続けられていました。今回の工区の開通で、最終計画である厚木秦野道路方面への全線開通に向けて、着実な一歩を果たします。
今後ですが、下古沢の先350m北側が未開通区間になっています。その先の飯山南地区は工業団地や物流センターが集積する区画となっていて、区画西側の約320mで厚木環状3号線が先行開通しています。ここまでつながれば、物流にとっても高速アクセスがより便利になっていくことでしょう。
なお厚木市内では、厚木秦野道路のほか、県が整備し厚木秦野道路の北側で東西軸となる「座間荻野線」、南北軸「平塚相模原線」拡幅事業、市が整備し南部エリアの南北軸となる「本厚木下津古久線」といった事業が進められています。
22万人を超える人口を抱える厚木市の道路交通網は、今後さらに拡充され便利になっていきます。


































