日産「スカイライン」より“ちょい小さい”新型「FRスポーツセダン」まもなく登場へ! 全長4.7m級にパワフルな2リッターターボエンジン搭載! “新顔”をまとう新たなBMW「320セダン」とは
BMWは2026年9月30日、8代目となる新型「3シリーズ」を発表しました。ガソリン車の「320」は、新世代のデザイン言語と表示・操作系を採用し、48Vの電動化技術を備えます。新型320は、どのようなモデルなのでしょうか。
スカイラインより“ちょい小さい”FRセダン
ドイツのBMWは2026年9月30日(現地時間)、8代目となる新型「3シリーズ」を発表しました。
1975年に初代が誕生した3シリーズは、世界で1800万台以上が販売された、BMWブランド史上最も成功したモデルです。新型のガソリン車のひとつが「320」で、2リッター直列4気筒エンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた後輪駆動(FR)スポーツセダンです。
ボディサイズは全長4765mm×全幅1850mm×全高1455mm、ホイールベース2860mm。日産「スカイライン」(全長4810mm×全幅1820mm×全高1440mm)と比べると、全長は45mm短い一方、全幅は30mm、全高は15mm上回ります。なお、諸元や性能は発表時点の暫定値で、装備と燃費はドイツ市場向けの内容です。
先代(G20型)の全長4713mm×全幅1827mmからは、全長が52mm、全幅が23mm拡大。シャシーはトレッドを広げ、ホイールベースも延長されています。タイヤ外径も先代の654mmから680mmへ大きくなりました。
エクステリアには「ノイエ・クラッセ(Neue Klasse)」のデザイン言語を採用。動力方式を問わず基本デザインを共有しながら、細部はそれぞれの駆動システムに合わせて変えられています。キドニーグリルとツインヘッドライトは、ひとつのユニットとして一体化されました。
ドアハンドルは車体と段差のないフラッシュタイプで、ロック解除時に自動でせり出します。ホイールは18インチが標準で、20インチまで選択可能です。
インテリアの表示・操作システム「BMW Panoramic iDrive」は、「BMW Panoramic Vision」、センターディスプレイ、マルチファンクションステアリングと、オプションの3Dヘッドアップディスプレイで構成されます。BMW Panoramic Visionは、フロントガラス下部の幅いっぱいに情報を投影する仕組みです。
センターディスプレイは17.9インチで、OSには「BMW Operating System X」を採用。上部にセンタースポークを備えたステアリングは3シリーズ初で、エンジン車のステアリングにはすべてシフトパドルが標準装備されます。トランク容量は450リットルで、後席背もたれは40:20:40の分割可倒式です。
パワートレインは、ベルト駆動のスタータージェネレーターを備え、最高出力211馬力・最大トルク330Nmを発揮。先代と比べて最高出力は27馬力向上しています。トランスミッションは8速ATで、0-100km/h加速は7.4秒、最高速度は240km/hです。
エンジンには切り替え式の排気バルブを採用し、引きずりトルクを減らすことで、減速時により多くのエネルギーを回生できるようにしています。48Vバッテリーにためた電力で、モーターだけの走行も可能です。燃費はWLTP複合モードで約13.3km/Lです。

運転支援には、高速道路で最大130km/hまでのハンズオフ走行に対応する「Motorway Assistant(モーターウェイアシスタント)」をオプション設定。運転者による常時監視が必要なレベル2の支援機能です。BMWは、この機能を2026年末までに日本を含む21か国で展開する予定としています。
生産はドイツのディンゴルフィング工場が担い、エンジン車の生産は2026年11月に始まります。ドイツでの320の価格は5万4900ユーロ(約979万円 ※2026年10月上旬時点の為替レート)からで、受注は2026年9月に始まりました。
※ ※ ※
新型320は、スカイラインより全長が45mm短いボディに、211馬力の2リッター直4と48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた後輪駆動セダンです。エクステリアにはノイエ・クラッセのデザイン言語、インテリアにはBMW Panoramic iDriveを採用し、ドイツではすでに受注が始まっています。
さらに、BMWジャパンの公式サイトにも新型3シリーズ セダンの専用ページが公開され、日本導入は2027年以降を予定していることが明らかにされています。
現時点では日本仕様の詳細や価格などは発表されていませんが、新型3シリーズの日本登場にも注目が集まりそうです。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。


































































