ホンダ新型「シビックタイプR」登場! “新デザイン”採用で「冷却&空力」を大幅強化! さらに走りを磨いた“6速MT”&「ダイレクトな足回り」も魅力の“最速モデル”! 米国「2027年モデル」がスゴイ!
ホンダ「シビックタイプR」に2027年モデルが米国で登場しました。フロントのデザインに加え、足まわりやブレーキの操作感も改良されているようです。どこが進化したのか、未発表の日本仕様への期待とともに紹介します。
“新デザイン”採用で「冷却&空力」を大幅強化
2026年10月1日、米国ホンダは「シビック タイプR」の2027年モデルを発表しました。フロントデザインの変更に加え、走行性能から快適装備まで、幅広い部分に改良が施されています。
今回の改良では、冷却や空力性能の向上、サスペンションの減衰特性の最適化、ブレーキペダルの踏み応えの改善など、走りを支える細部にも手が入りました。
まず、フロントまわりではグリル開口部を拡大し、空気の流れを整えてエンジンの冷却性能を高めています。高い負荷が続くサーキット走行でも、性能を維持しやすくする狙いがあります。
さらに、フロント下部の空力部品であるスプリッターの形状を変更し、車体を路面へ押し付けるダウンフォースを増加。フロントデザインの刷新は、見た目だけでなく、冷却と空力の両面から走りを支える改良です。
サスペンションでは、走行モード「+R」選択時の減衰特性を最適化しました。路面への追従性を高めるとともに、車体の跳ねや突き上げを抑え、走行中の安定性と操縦性を向上させています。

シフトダウン時にエンジン回転数を合わせる「レブマッチシステム」も改良されました。エンジンの応答を速め、より滑らかにシフトダウンできるようにしています。
加えて、ブレーキペダル機構にはヨークスプリングを追加しました。リンク部分の遊びを抑え、より直接的な踏み応えを得られるようにするなど、ドライバーが足裏で感じる操作感にも手を加えています。
空力や足まわりから、シフトダウン時の応答、ペダルの踏み応えに至るまで、走行中の安定性と、操作に対するクルマの反応をともに磨いた今回の改良が、運転する楽しさにどうつながるのか、実際にハンドルを握って確かめたいところです。
なお今回の発表においてパワーユニットに関する言及はなく、現行型の2リッターVTECターボエンジン(最高出力330ps・最大トルク420Nm:数値は日本仕様)が継承されるものとみられます。
室内では、フロントシートヒーターを初採用し、シート表皮のパンチングデザインも刷新しました。
インパネ上部やフロントドアの内張り上部には、ウルトラスエードを使用しています。
アルミシフトノブやコンソールの加飾、室内ドアハンドルはダークグレー仕上げに統一。空調の操作ノブとエアコン吹き出し口の調整ノブはブラックとし、室内を引き締めています。
安全運転支援システム「Honda SENSING」にも改良が施されました。衝突軽減ブレーキ(CMBS)は二輪車や自転車の検知性能を高め、アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、加減速時の応答を改善しています。
車線維持支援システム(LKAS)は、路面の傾斜などによる影響に対応する制御を改良しました。さらに、衝突後に自動でブレーキをかけ、二次衝突による被害の軽減を図る「ポストコリジョンブレーキ(PCB)」も新たに搭載しています。
米国でのメーカー希望小売価格は4万8695ドル(配送費や税金などを除く/日本円で約770万円:2026年10月上旬の換算)。10月中にも各販売店へデリバリーが開始される予定です。
現時点で日本仕様への展開時期は発表されていませんが、2027年1月早々に開催されるカスタムカーの祭典「東京オートサロン2027」でお披露目が期待されます。
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冷却や空力、足まわりに加え、ブレーキペダルの踏み応えまで手を加えた2027年モデル。速さだけでなく、操作感の向上にもこだわった改良は、ホンダファンにとって嬉しい進化です。
日本仕様の発表を楽しみにしながら、操る楽しさをさらに磨いたシビック タイプRの登場を待ちたいところです。
Writer: 吉川 賢一
日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど

























