21年ぶり復活! 新型「“高効率”コンパクトカー」発表! 初代オマージュの斬新「丸まるデザイン」&326馬力の高性能ユニットも搭載! アウディ「新型A2」日本導入にも期待
アウディは新型「A2 e-tron」を発表しました。2005年の終売から21年ぶりの復活となるA2は、どのようなモデルなのでしょうか。
21年ぶり復活のA2とは?
アウディは2026年9月7日、新型の電気自動車「A2 e-tron」を発表しました。2026年秋からドイツ本国で受注を開始し、同年12月より順次納車が開始されるとしています。
「A2」としては2005年の終売から21年ぶりの復活となりますが、どのようなモデルなのでしょうか。
アウディからA2の名前が冠される車両が販売されるのは、これが2世代目となっており、初代は1999年に登場しています。
当時のラインナップのなかで最もコンパクトだった「A3」の下に位置するエントリーモデルでありながら、燃費性能を追求したグレードも用意されており、軽量化のためにオールアルミニウムボディが採用されていたのも大きな特徴でした。
燃費仕様の「1.2TDI」では1.2リッター直列3気筒ディーゼルターボエンジンが搭載され、軽量化のために専用のマグネシウムホイールやエアコンやパワーステアリングの非装着、燃料タンクの小型化なども行われ、平均燃料消費率は2.99L/100km(約33.4km/L)を実現していたのです。

そして今回、新たに発表されたA2 e-tronも、電気自動車でありながら初代A2の思想を受け継いだモデルとなっています。
エネルギー消費量は100kmあたりでわずか12.8kWh。満充電で最大646kmの航続距離を誇り、アウディ史上、最も効率性の高いモデルとされています。
デザインにおいても各部は現代的な仕上がりとなっているものの、全体的なスタイルや大きく丸みを帯びたホイールアーチ、リアを切り落としたようなカムテール風の処理などは初代A2を彷彿とさせます。
空気抵抗係数(Cd値)は0.24と、アウディのコンパクトカーとしては最高水準のものとなっているのです。
ただ、このA2 e-tronは単にエコを追求しただけのモデルというワケではありません。
モーターの出力レベルは最大出力125kW(170馬力)/最大トルク350N・mから同240kW(約326馬力)/545N・mまで4つから選択でき、モーターの出力レベルに合わせて駆動用バッテリーも52kWh、61kWh、84kWhの3種類のいずれかを搭載。
さらに、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、エマージェンシーブレーキアシスト、パーキングシステムプラスなど、上級フルサイズクラス並みの運転支援システムが搭載されています。
装備でも、11.9インチのアウディバーチャルコックピットプラスと12.8インチのMMIタッチディスプレイを組み合わせたMMIパノラマディスプレイを標準装備。オプションでは1.6平方mのパノラマガラスルーフも設定されるなど、プレミアムコンパクトというキャラクターも兼ね備えているのも特徴です。
また、強力な磁力による自動吸着と機械式ロックを組み合わせて、片手で一瞬の脱着と確実な固定を実現する、ドイツ発の革新的な留め具テクノロジーの「Fidlock」をプレミアムブランドとして初めて標準装備としたのもトピックです。
カップホルダーから充電ケーブルバッグまで、ワンクリックで確実に固定できるようになっているのも興味深いところ。
現段階では日本で販売されるのかどうかは明らかとなっていませんが、他とはひと味違う電気自動車を探している人にとって、A2 e-tronは魅力的な1台と言えるのではないでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
























































