“シビック タイプR”より安い「“5人乗り”スポーツカー」が話題に! 1.6リッターターボ×6速MTの高性能モデル! 本格装備も魅力的な「格安」プジョー“308 GTi”中古モデルに注目
ホンダ「シビック タイプR」をはじめ、国産スポーツカーの新車価格が上昇するなか、中古車市場には手頃な価格で狙える高性能モデルも存在します。その一台が、プジョーのFFスポーツ「308 GTi by PEUGEOT SPORT」です。そんなモデルに対して、SNSではさまざまな反響が寄せられています。
270馬力×6速MTの本格FFスポーツに反響!
高性能なFFスポーツの代表格として知られるホンダ「シビック タイプR」。2022年9月に発売された現行FL5型は、通常の「TYPE R」が499万7300円で、現在は受注を一時停止しています。一方、「RACING BLACK Package」の価格(消費税込)は617万9800円です。
そんなシビック タイプRよりも大幅に手頃な価格で狙える高性能FFスポーツが、中古車市場には存在します。それが、プジョー「308 GTi by PEUGEOT SPORT(バイ プジョー・スポール)」です。
2026年9月下旬時点で複数の大手中古車情報サイトを見ると、2代目308 GTiの流通台数は数台で、諸費用を除く車両本体価格は119万9000円から155万円。確認できた個体は2016年から2017年式で、走行距離は6万km台から10万km台となっています。より高性能な270馬力仕様も139万9000円で掲載されています。
現在中古車として流通している中心は、2014年11月に日本へ導入された2代目308をベースに、2016年2月に発売された308 GTi by PEUGEOT SPORTです。
ボディタイプは5ドアハッチバックで、サイズは全長4260mm×全幅1805mm×全高1455mm、ホイールベース2620mm。車両重量は1320kgです。
5人が乗れる実用的なハッチバックでありながら、中身にはプジョーのモータースポーツ部門であるプジョー・スポールの技術が投入されています。
パワートレインは1.6リッター直列4気筒ターボエンジンです。ベースエンジンの200馬力に対して、ツインスクロールターボや鍛造ピストンなどを採用し、最高出力を250馬力または270馬力まで高めています。最大トルクはどちらも330Nmです。
トランスミッションは6速MTのみで、駆動方式はFF(前輪駆動)。JC08モード燃費は250馬力仕様が15.5km/L、270馬力仕様が15.9km/Lです。
グレードは「308 GTi 250」と、より高性能な「308 GTi 270」の2種類。新車価格(消費税込)は、それぞれ385万円と436万円でした。
とくに308 GTi 270は、エンジン出力を高めるだけでなく、足まわりやブレーキにも本格的な装備が与えられています。
トルセンLSDや専用サスペンションを採用し、19インチホイールには235/35ZR19サイズのミシュラン「パイロット・スーパースポーツ」を装着。フロントブレーキには380mmの大径ディスクと4ピストンのレッドキャリパーを備え、専用バケットシートも採用しています。
一方の308 GTi 250は、18インチホイールに225/40ZR18サイズのミシュラン「パイロット・スポーツ3」を組み合わせ、シートにはスポーツシートを採用します。
トレッドも270のほうが前後とも10mm広く、赤と黒にボディを塗り分けたツートーンカラー「クープ・フランシュ」も、270専用のオプションとして用意されていました。
エクステリアには、レッドロゴ入りの専用グリルやフロントバンパースカート、サイドスカート、リアアンダーガーニッシュ、デュアルエキゾーストなどを採用。インテリアも、レッドステッチを施したテップレザーダッシュボードや革巻き小径スポーツステアリングなどにより、スポーティに仕立てられています。
ベースとなった2代目308は、新開発プラットフォーム「EMP2」の採用によって先代比で最大140kgの軽量化を実現したモデルです。2014年にはヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しており、そのパフォーマンスフラッグシップとして308 GTi by PEUGEOT SPORTが設定されました。
プジョーと「GTi」の歴史は古く、1984年に登場した「205 GTi」以来、ハッチバックのスポーツモデルにGTiの名称を使い続けてきました。308でも初代と2代目の両方にGTiが設定されています。
初代308 GTiは2008年6月に登場。プジョー・シトロエンとBMWが共同開発した1.6リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力175馬力・最大トルク240Nmを発揮。6速MTを組み合わせたFFモデルでした。
ボディは3ドアで、サイズは全長4315mm×全幅1820mm×全高1515mm、ホイールベース2610mm、車両重量は1390kg。パノラミックガラスルーフやバイキセノンヘッドランプ、フロント&バックソナーを標準装備し、新車価格は355万円、上級の「GTi インテグラル・レザー」は384万円でした。

ただし設定は2010年6月までと短く、現在は大手中古車情報サイトでも流通が確認できないほどの希少車となっています。
ちなみに、弟分にあたる「208 GTi by PEUGEOT SPORT」も、最高出力208馬力・最大トルク300Nmを発揮する1.6リッターターボエンジンと6速MTを組み合わせた高性能モデルでした。
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この308 GTi by PEUGEOT SPORTについて、SNSではさまざまな反響が寄せられています。
走りについては、「1.6リッターで270馬力はかなり楽しそう」「6速MTにトルセンLSDまで付いているのがいい」「ブレーキまで本格的で、ただ馬力を上げただけじゃない」といった声が見られます。
また、「5ドアで5人乗れるのに270馬力は魅力的」「普段使いできるスポーツカーっていい」「見た目が派手すぎないのも好み」と、実用性と高性能を両立している点を評価する声もあります。
中古価格についても、「この性能で100万円台なら気になる」「タイプRよりかなり安く狙えるのは面白い」「昔のフレンチホットハッチらしくて欲しくなる」といった反応が寄せられています。
一方で、「左ハンドルで6速MTはかなり玄人向け」「中古でほとんど見かけない」「状態のいい個体を探すのが大変そう」と、希少性や仕様の特殊さを指摘する声も見られました。
Writer: くるまのニュース編集部
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