札幌外周の“新・主要道路”の一部が開通! 将来は「42kmの環状線」に! 「川沿いルート」で住宅街をショートカット! 札幌北広島環状線「屯田・茨戸通」8月末に開通
北海道道128号線「札幌北広島環状線(屯田・茨戸通)」が、2026年8月25日・26日に開通を迎えました。
住宅地を回避するショートカットルート
北海道札幌市内で整備が進められていた「札幌北広島環状線」のうち、札幌市域の「屯田・茨戸通」の区間が、2026年8月25日・26日に供用を開始しました。
開通してどう便利になったのでしょうか。
道道128号「札幌北広島環状線」は、札幌市西区と江別市、北広島市を結ぶ延長約42kmの計画・整備を進めている主要地方道です。
国道231号や275号、道道110号線および道道46号線と重複しつつ、札幌市を中心とした環状のルートを採用しており、札幌市の西区から手稲区、江別市などを経由して、北広島市に至ります。

今回開通を迎えたのは、札幌市域内の未整備区間約19.6kmのうち、北区屯田町の花川通から国道231号にかけての延長約4.5kmの「屯田・茨戸通」の区間です。
2012年度(平成24年度)の事業着手から、屯田西工区・屯田東工区・西茨戸工区の3つに分割して整備が進められてきました。
道道128号線・花川通から、石狩市とを隔てる発寒川に沿うようなルートで、市立茨戸小学校手前の交差点で231号と接続します。
同地域は区画整理が行き届いた住宅地区となっており、中学校や高等学校のほか、広々とした公園なども整備されています。
これまでは現道となる南側の屯田通が231号と接続する主要なルートとなっていましたが、住宅街を突っ切るようなルートとなっているため、周辺の生活道路や狭い路地に交通が流出するなどの問題を抱えていました。
新ルートは住宅街を避ける位置に設けられており、現道から交通が転換されることで地域の安全性が向上するほか、交通の分散による混雑の緩和にも効果を期待されています。
また、住宅街のブロック毎に信号機付き交差点が設けられている現道に対して、新ルートは住宅街を避けたことで交差点が少ないため、交通ネットワークの効率化にも効果を発揮すると期待されています。
札幌北広島環状線は全体延長42.3kmの道央都市圏の主要幹線道路として計画されており、札幌市と江別市をまたぐ「豊平川工区」も現在事業中となっています。全線開通は2036年ごろを予定しています。
Writer: 春山優花里
フリーランスの編集記者。WEB媒体を中心に15年以上メディア業界で働くなんでも屋。幼少期に叔父の書斎で見た膨大なミニカーコレクションに圧倒され、クルマやバイクに興味を持つ。漫画やアニメ、ゲームが好き。























