マツダ新型「CX-5」と新型「CX-8」の違いとは? 同じ顔だけど、中身は大きく違うSUV
マツダのSUVと言えば、「CX-3、CX-5、CX-8」が国内で販売されています。なかでも、「CX-5、CX-8」は見た目がほとんど変わりません。では、実際にどこがどのように違うのでしょうか。
パッと見は同じだけど、中身は大違いのCX-5とCX-8
マツダには、「CXシリーズ」というSUVラインナップが存在します。順番に「CX-3、CX-4、CX-5、CX-8、CX-9」です。国内には、「CX-3、CX-5、CX-8」が導入され、CX-4は中国市場向け車、CX-9は北米市場向け車となっています。
そのなかでも、「CX-5」と「CX-8」はエクステリアとインテリアが、クルマ好きでもすぐには見分けつかないほど似ています。似た者同士の両車にはどんな違いがあるのでしょうか。
まず、「CX-5」は2012年に初代モデルが登場、2016年に2代目にモデルチェンジしています。ボディサイズは、全長4545mm×1840mm×全高1690mmの3ナンバー車です。パワートレインは、ガソリンエンジン(2リッター/2.5リッター/2.5リッターターボ)とディーゼルエンジン(2.2リッター)の4種類、駆動方式はグレードによって2WD/4WDを選べ、ディーゼルエンジンに限って6速MTも選択できます。
グレードは、エントリーグレードの「S/XD」、中間グレード「プロアクティブ」、上級グレード「L パッケージ」、さらに特別仕様「エクスクルーシブ モード」を展開。カタログ燃費(WLTCモード)は、12.2km/Lから19.4km/Lです。ディーゼルエンジンの6速MT仕様が一番良い数値になります。
また、「CX-5」は2列シート仕様の定員5名乗車となり、トランク容量は505リットル(一般的なゴルフバッグ4つ個収納可)です。
一方、「CX-8」は2017年に登場しました。ボディサイズは、全長4900mm×1840mm×全高1730mmの3ナンバー車で、「CX-5」より全長が355mm長くなっています。パワートレインは、ガソリンエンジン(2.5リッター/2.5リッターターボ)とディーゼルエンジン(2.2リッター)の3種類、駆動方式はグレードによって2WD/4WDを選べます。
グレードは、基本的に「CX-5」と同様で、エントリーグレードの「S/XD」、中間グレード「プロアクティブ」、上級グレード「L パッケージ」を展開します。カタログ燃費(WLTCモード)は、11.6km/Lから15.8km/Lです。ディーゼルエンジンの2WD仕様が一番良い数値になります。
「CX-8」の特徴は3列シート仕様の定員6名/7名乗車が設定されている点です。トランク容量は174L(ゴルフバッグ2個収納可)です。3列シートを収納すると、507リットル(ゴルフバッグ2個収納可)です。