トヨタ「新型ハイラックス」発売! 10年ぶりの全面刷新で「相撲力士」フェイスに!? 安全機能やコネクテッド機能も充実! 498万円から
2026年5月28日、トヨタはピックアップトラック「ハイラックス」をフルモデルチェンジしました。9代目となる新型は、どのようなクルマなのでしょうか。
力強い存在感が増した9代目モデルが日本デビュー
トヨタは2026年5月28日、「ハイラックス」をフルモデルチェンジしました。同日より発売されます。
ハイラックスは、1968年に初代が誕生したピックアップトラックで、世界各国で支持を集める実用車です。
2004年登場の7代目からは、新興国向け世界戦略モデル「IMV」シリーズのひとつとしてタイなどで生産されています。
7代目は国内導入されませんでしたが、2015年5月に世界初公開された8代目(先代モデル)は、日本での販売も再開しています。
そして今回日本で発売された新型(9代目)ハイラックスは、世界中のさまざまな悪路や劣悪な環境下で愛用されてきた歴代モデルの強みを生かしながら、さらなる進化を遂げています。
世界190以上の国と地域で累計2800万台以上を販売してきた実績に基づき、中東の砂漠や南米の高地など、世界中の過酷な環境でリサーチも実施したといいます。

新型ハイラックスのボディサイズは、全長5325mm×全幅1885mm×全高1865mmの1ナンバーサイズ。
キャビンから独立したデッキスペース(荷台)を設定し、最大積載量は500kgです。テールゲート開口時の地上高は845mmで、左右のリアクォーターパネルにデッキステップを設定し、足をかけて乗り込める工夫も施されています。
外観デザインのコンセプトは「Cyber SUMO(サイバー相撲)」。
力士の「立ち合い」から着想を得て、オーバーフェンダーやラジエーターグリル、バンパーが生み出す造形により、安定した佇まいの中に力強い存在感を表現したフロントビューを採用しました。
先代同様の十分な広さを確保したキャビン空間はそのままに、よりソリッドでシャープなスタイルへと進化しています。
日本仕様のグレード展開は、「Z」に加え、個性とタフさを際立たせた「Z“Adventure”」の2タイプです。
後者はタフさを強調するフロントロアバンパーガーニッシュや、マッシブな印象を際立たせるスポーツバーなどを採用します。
インテリアは、悪路でもクルマの姿勢を把握しやすい水平基調のインストルメントパネルを採用。
12.3インチセンターディスプレイを独立配置し、運転操作に必要なスイッチ類をコンソール下部に集約することで、ナビゲーションやエアコン操作との区分を明確にして、高い視認性と優れた操作性を追求したといいます。
プラットフォームは、ハイラックス伝統のラダーフレーム構造を採用。最適な剛性バランスを追求し、オンロードも含めた扱いやすさを実現させました。
加えて、フロアパネルのスポット溶接打点数を36か所追加してフロア剛性を高め、床振動やこもり音を抑制することで、操縦安定性と乗り心地も向上させています。
パワートレインは、2.8リッター「1GD-FTV型」直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、6速ATと組み合わせます。
駆動方式は、トランスファー切替スイッチの操作のみで駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムです。
マルチテレインセレクトやマルチテレインモニターを標準装備し、さまざまな路面状況における高い走破性を確保しています。
足回りについてトヨタは「オフロードはもちろん、オンロードにおいても接地感のある快適な乗り味を追求した」と説明します。
電動パワーステアリングを採用したことで、すっきりとしたステアリングフィールや低速時の取り回し性、さらにオフロード走行時にキックバックによって生じるステアリングの不要な振れを低減するなど、操舵の安定性に寄与します。
さらに電動パーキングブレーキを搭載したことで、全車速追従機能付レーダークルーズコントロール(ACC)に停止保持機能を追加します。
安全面では、「プロアクティブドライビングアシスト」や、プリクラッシュセーフティに交差点右折時の対向直進車ならびに右左折時の対向方向からの横断歩行者を検知する機能を追加するなど、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」の機能を拡充しました。
コネクテッド機能の面では、車載通信機(DCM)と常時接続する12.3インチHDディスプレイの「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」や、「ヘルプネット」などを搭載します。
トヨタでは、DCMを活用したソフトウェアアップデートにより、安全・安心機能や車両機能を継続的に進化させるとしています。
新型ハイラックスの車両価格(消費税込)は、498万800円から550万円です。
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2025年11月10日、新型ハイラックスが世界初公開された際、トヨタは「従来の内燃機関に加え、バッテリーEV(BEV)を導入する」と宣言しています。
また今後、FCEV(燃料電池)モデルの開発を進めるといい、トヨタが進めている「マルチパスウェイ(全方位)」アプローチをこの新型ハイラックスでも展開していくとしています。
国内向けについても今後どのようなラインナップに発展していくのか、今後の動向にも注目が集まります。
Writer: くるまのニュース編集部
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