レクサス SC解説

　SCはレクサスが2005年から2010年まで販売していた高級オープンカーです。

　SCはレクサス国内展開以前は「ソアラ」の名前でトヨタブランドから販売されていましたが、国内でのレクサス開業に合わせてSCへと車名が変更されました。

　SCは廃版となっていたソアラの基本コンポーネントを引き継いだ4シーターオープンカーに、レクサスブランドの一員として新たな装いをまといデビューしました。

　SCの特徴ともいえるオープン可能なルーフトップはアルミニウム製で、電動で約30秒で開閉が可能です。フロントグリルとバンパー、インテリジェンスAFS標準搭載のヘッドランプ、エンブレムなども洗練された雰囲気を纏っています。

　インテリアも高級車としての装備が充実。ドライバーとのインターフェースが集約されるメーターに独立3眼式で自発光するオプティトロンメーター、盗難防止装置としてイモビライザーシステムや、こじ開け防止のフリーホイール機能、不正にドアが開かれた際にアラーム音を発するオートアラーム機能を備えています。

　パワートレインはソアラから大きな変更が加えられています。4.3リッターV型8気筒エンジンは内部のフリクションロスを徹底的に見直した上に、軽量化が施されています。トランスミッションは5速ATから6速ATへと1段追加され、滑らかな加速を実現しています。

　現在のSCの中古車市場での平均価格は、約150.1万円となっています。状態の良いSCをお探しの方は早めのチェックをおすすめします。