トヨタ「ライズ」の購入ガイド 見積書&値引きを徹底チェック【2020年9月】

日本市場でSUV人気が向上している現在、トヨタの新型SUV「ライズ」の購入、見積りを検討されている方もいるでしょう。この記事ではトヨタ ライズの基本性能やグレードについて解説したうえで、見積りの進め方やおすすめの購入方法なども併せてご紹介します。

トヨタ「ライズ」の概要

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 まずはトヨタ「ライズ」の基本的な情報から見ていきましょう。
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トヨタ「ライズ」の基本情報


 ライズは、2019年11月に発売を開始し、2020年上半期(1月~6月)時点で販売台数5万8,492台を記録しているコンパクトSUVです。2020年8月現在、Z・G・X・XSの計4グレードが展開されており、全グレードとも2WD、4WDが用意されています。

トヨタ「ライズ」を購入するうえで知っておきたいポイント

 次に、ライズを購入するうえで確認しておきたいポイントを解説します。

販売店は何処で購入出来る?


 これまではトヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店という4つのトヨタ販売チャネルがありましたが、現在は販売チャネルが統合されたため、ライズは全ての販売店舗で購入が可能です。

売れ筋のグレードは何?

 2020年8月現在、ライズにはZ・G・X・XSの4グレードが展開されています。このうち最上位グレードのZが最も人気の高いグレードです。Zには本革巻きステアリングホイールや17インチアルミホイールといった高級感のある装備品が備えられ、最上位グレードにふさわしい内装となっています。

ディーラーがおすすめするグレードは何?

 2020年8月現在、ライズの公式ホームページではエントリーモデルとなるX、そして最上位グレードのZがおすすめグレードとして紹介されています。Xはメーカー販売価格が167万9,000円(税込)、Zは206万円(税込)となっており、価格重視であればX、性能重視であればZがおすすめのグレードだといえます。

見積り書をチェックしよう


 ライズをできるだけお得に購入するには、事前に見積書をチェックすることが重要です。

 見積書には総額や車両の価格のほか、オプション費用、税金などの情報が載っています。このうちどの項目をどのくらいの費用値引きできそうかを事前に目星をつけておけば、営業マンに対して具体的な提案をすることが可能です。

 現在は販売店やディーラーに行かなくても、ネット見積りを依頼することが可能です。ひとつの参考として、ネット見積りでライズのZグレードにナビレディパッケージ、スペアタイヤ、BSM(ブラインドスポットモニター)をオプションで搭載した場合、見積り総額は216万8,900円(税込)になります。

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値引き交渉をしよう

 ライズはトヨタで大人気の新型コンパクトSUVであり、値引き交渉の難易度は比較的高めだといえます。値引き交渉をする場合は、競合車と併せて見積りを取る、本体とオプションで個別に値引きをしてもらうといった方法が一般的です。他の車両からライズに乗り換える場合、事前に見積りシミュレーションやオンライン見積りを利用して下取り価格の相場を調べておくと、ライズをお得な価格で購入できる可能性が高くなります。

今買うと納期はいつ?


 販売店やディーラーの受注状況、オプションの搭載数などによって実際の納期は変動することがあります。

 納期はひとつの目安なので、実際の納期を知りたい方は購入先のディーラーや販売店にご確認されることをおすすめします。

 ちなみに、2020年8月21日時点でライズの新車を購入した場合には、注文から工場出荷までに2ヶ月程度かかるとされていました。

残価設定ローンでの購入は?

 早い段階でライズを購入したい場合、残価設定ローンを利用するという方法があります。残価設定ローンとは、購入したクルマを一定期間で下取りに出すと仮定して、購入価格から下取り価格を差し引いた差額でローンを組む方法のことです。つまり、購入価格が200万円で下取り価格が150万円の場合、50万円をローンで支払い、残価150万円を車の下取りによって支払うというのが残価設定ローンの仕組みです。

 なお、返済期間中でも他の車販売店やディーラーなどで車を売却することが可能です。残債の精算処理や印鑑証明などが別途必要になりますが、対応の仕方に関しては売却先の車販売店やディーラーで相談することができますので、実際に店舗で確認してみましょう。

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トヨタ「ライズ」の競合車チェック

 ライズをお得に購入したい方は、競合車の見積もりを事前に取っておくことをおすすめします。競合車と比較することで、値引き交渉を上手く進められ、良い結果を得やすくなります。ここからは、ライズが他車種と競合しやすいポイントをご紹介します。実際に競合車とされやすい車種に関しても、併せて紹介します。

競合となるポイント

 競合車と比較する際には、デザイン・走行性能・安全性能・その他カタログスペックという要素を総合的に吟味して判断する必要があります。ライズはターボエンジンを搭載した1.0リッタークラスのコンパクトSUVであり、エントリーモデルを除く全グレードにスマートアシストを搭載しています。

 つまり、ライズと同じコンパクトSUVもしくはSUVであり、高い走行性能と安全性能を両立した車種が、ライズの競合車であるといえます。

価格帯の比較

 コンパクトSUVは全グレードで新車価格が200万円を上回る車種が多数あり、167万9,000円~206万円(すべて税込)で購入できるライズは、比較的手頃に購入できるコンパクトSUVです。

トヨタ「ライズ」を値引きするうえで知っておきたい競合車

 ここでは、ライズの値引き競合車として名前が挙がりやすい車種をご紹介します。

 とくに競合車になりやすい車種としては、ダイハツ「ロッキー」、スズキ「クロスビー」があげられます。

 ダイハツ ロッキーはライズのOEM元(供給元)となっている車種で、ボディサイズや搭載エンジンなどの基本性能はライズと同じです。新車価格も2WD車で170万5,000円~214万5,000円(全て税込)となっており、ライズと大差ない価格設定になっています。

 スズキ クロスビーは、ライズと同じ1.0リッタークラスのコンパクトSUVです。ターボエンジン搭載の5ナンバーサイズという特徴もライズと同じであり、クロスビーも競合関係になりやすい車種だといえます。

 その他に値引き交渉の際に用いられやすい車種として、トヨタ「C-HR」、ホンダ「ヴェゼル」、マツダ「CX-3」、スズキ「ジムニーシエラ」などの車種があげられます。また、価格帯は異なりますが、タイプやサイズが同等ということで、日産「キックス」も値引き交渉の車種として活用しやすいです。

 いずれも国内に流通しているSUVであり、ライズの購入を検討する人が名前をあげやすい競合車種となります。

 実際にライバル車を競合の引き合いに出す際は、「試乗をした」「見積もりをもらっている」など、現状の具体的な状況を伝えると、効果的な返答がもらえますので、近くの店舗やWebサイトなでライバル車の情報収集をしておくことも大切です。

トヨタ「RAV4」との比較


 そして購入の値引き交渉として活躍するのが、同じくトヨタ「RAV4」があげられます。RAV4のボディサイズは4610mm×1865mm×1690mmとなっており、3995mm×1695mm×1620mmのライズより一回り大きい車格です。さらに、搭載エンジンは2.0リッターと、ライズよりも大排気量エンジンを搭載しています。

 なぜ、車格もエンジンも大きいRAV4が競合車種として使えるのか。それはトヨタの販売店が2020年4月から統合されたことが理由の1つとなります。トヨタの販売店が統一されたことで、店舗をまたいでの商談が必要無くなります。トヨタとしては、どちらの車種であれ購入に繋がるのであれば、しっかりと見据えた値引きなどの交渉に向き合ってくれます。

 そのようなことから、サイズやパワーがことなる車種であっても、トヨタ車というくくりであれば商談交渉として十分に使えるのです。

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トヨタ「ライズ」まとめ

 ライズは優れた走行性能を持つコンパクトSUVで、小回りの利く5ナンバー車として人気のある車種です。コンパクトSUVとしては比較的リーズナブルな価格設定となっているので、お手頃価格でコンパクトSUVを購入したい方におすすめできる車種です。実際に購入する過程では、競合車の見積もりを取って効率良く値引き交渉を進めていくようにしましょう。

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