2025年8月5日、トヨタは「シエンタ」の新たな一部改良モデルを発表しました。

　シエンタは2003年に初代が登場。コンパクトなボディに7人乗車を可能とする室内空間を備えたコンパクトミニバンとして注目され、日常からレジャーまで初代から幅広く利用されています。

　現行モデルは2022年発売の3代目で、扱いやすい5ナンバーサイズを維持しつつ室内高を向上したモデルです。

　ボディサイズは全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm、ホイールベースは2750mm。
　
　パワートレインは1.5リッターエンジンのガソリンエンジンモデルとこれにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類を設定。最も燃費の良いモデルでWLTCモード燃費28.8km／Lを達成しています。

　安全装備は「トヨタセーフティセンス」を全車標準とし、レーダークルーズコントロールやドライバー異常時対応システムも搭載されています。

　今回の改良では、電動パーキングブレーキとブレーキホールド機能を全車に採用し、「ETC2.0＋前後方ドライブレコーダー」などを一部グレードで標準装備化。

　価格は207万7900円から、332万2000円までです。

　では、そんなシエンタに設定されるモデリスタエアロパーツ「BRIGHT TECH ELEGANCE」はどのような仕様なのでしょうか。

「BRIGHT TECH ELEGANCE」は、メッキ加飾とボディ同色パーツを組み合わせたエアロパーツ群です。

「エアロパーツセットA」はフロントスポイラー、サイドスカート、リアスパッツの3点構成で塗装済み17万1600円。

「エアロパーツセットB」はリアスパッツをマフラーカッター付きリアスタイリングキットに置き換え、塗装済み20万2400円です。

　フロントスポイラーはグリル下にボディ色を配し、重心を下げた印象が演出されています。

　サイドスカートは後方へ駆け上がるラインで動きが表現され、後輪付近の踏ん張り感が強調されています。

　リアスパッツは外側に払う造形を採用し、後方からの安定感を演出。

　リアスタイリングキットではデュアル形状のマフラーカッターが追加されています。

　オプションのリアスポイラーは、テールランプのラインを黒色造形で延長し、リアビューの個性を強化。

「クールシャインキット」では「フードガーニッシュ」、「サイドドアガーニッシュ」、「ミラーガーニッシュ」、「バックドアガーニッシュ」をセット化し、全周にわたり加飾を追加可能です。

　このパーツは「ドアハンドルガーニッシュ」や15インチアルミホイールも単品設定されています。

　パーツは塗装済みのものと素地仕様が選択でき、塗装済み設定色は「ホワイトパールクリスタルシャイン」、「ダークグレー」、「ブラック」の3色があります。

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「BRIGHT TECH ELEGANCE」はエクステリアを大きく印象付けるパーツ構成となっており、組み合わせによって多様なエクステリアアレンジが可能です。