今回の一部改良では、新たに「SPORT G」（2.5Lハイブリッド車）がラインアップに加わりました。

　これは、クラウン（スポーツ）の魅力をより手の届きやすい価格帯で提供するためのグレードです。

「SPORT G」は、ファブリック合皮シートや本革ステアリングなどの心地よい内装を備えた魅力的なモデルとなっています。

　エクステリアデザインは「SPORT Z」と同様のスタイリッシュな仕上がりです。

　前述のトヨタ販売店スタッフは「今回Gグレードが設定されたことで、お客様から『待っていました』『手が届きやすくなった』という声を頂いています」と話しています。

　また今回の一部改良では、全グレードですべてのドアをスマートエントリー化。より便利に使えるようになりました。

　さらに「SPORT RS」には内装色にブラックを追加し、225／45R21マットブラック塗装アルミホイールをメーカーオプションとして設定。選択肢が広がりました。

　SNSでは「全ドアスマートエントリー化は地味だけど実用面で嬉しい改良」「マットブラックホイールがカッコいい」といった声が見られます。

　また既存のクラウンオーナー向けにも、70周年を記念したアップグレードサービス「UPGRADE SELECTIONS by KINTO FACTORY」を8月初旬より提供開始する予定です。

　このサービスでは、「THE 70th」ロゴをあしらったプロジェクションカーテシイルミ、プレミアムシフトノブ、サイドデカールの3つのアイテムを後付けできるほか、内装色を「ブラックラスター」や新車時とは異なる色に変更することも可能。

　SNSでは「既存オーナーへの配慮が素晴らしい」「買ったクラウンも70周年仕様にアップグレードできるのが嬉しい」といった声が寄せられています。

　今回、新たに手が届きやすいグレードが加わったことで、価格帯は「SPORT G」の520万円から「SPORT RS“THE 70th”」の770万円となりました。